このシリーズ、前回は「まずは入浴料売上の半分程度の飲食売上を第一目標と設定し、その達成に必要な客席キャパシティを確保する」という考え方をお伝えしました。
最低限必要な客席数は、【目標飲食月商÷飲食客単価÷20÷6回転】で求められます。計算式の詳細は前回記事をご参照ください。
では、もし必要な客席数を確保できないほど飲食スペースが限られている場合はどうすればよいでしょうか。
その際は、通路幅を調整したり、テーブル同士の間隔を詰める、テーブル形状やサイズを変えるなど、レイアウトの工夫が必要になります。
一般的に、飲食スペースの面積と席数の関係は次のように考えられます。
・高級レストランなど客単価重視型:1坪あたり約1席
・標準的な飲食店:1坪あたり1.5〜2席
・ファストフードなど高回転型:1坪あたり2.5〜3席
この基準から見て、面積的にどうしても必要席数が確保できない場合は…
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【東北サウナ巡業イベント「サ勤交代」開催中】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003618.000003639.html
仙台PARCOで、東北各地の人気サウナ・温浴施設を巡回するイベント「トウホグサウナ巡業『サ勤交代』」が2025年11月16日まで開催中。岩手・青森・秋田・山形・福島・宮城を2026年5月まで巡業予定とのこと。
レトルト専門店とのコラボ商品や、温浴施設で使える「サ勤交代サービスチケット」も話題。地域の温浴施設が連携し広域的に盛り上げる事例として、協業やイベント企画の参考になりそうです。







