ラーメン店の厨房で麺を茹でるための湯切りざると器が並ぶ様子

このシリーズ、前回は「まずは入浴料売上の半分程度の飲食売上を第一目標と設定し、その達成に必要な客席キャパシティを確保する」という考え方をお伝えしました。

最低限必要な客席数は、【目標飲食月商÷飲食客単価÷20÷6回転】で求められます。計算式の詳細は前回記事をご参照ください。

では、もし必要な客席数を確保できないほど飲食スペースが限られている場合はどうすればよいでしょうか。

その際は、通路幅を調整したり、テーブル同士の間隔を詰める、テーブル形状やサイズを変えるなど、レイアウトの工夫が必要になります。

一般的に、飲食スペースの面積と席数の関係は次のように考えられます。
・高級レストランなど客単価重視型:1坪あたり約1席
・標準的な飲食店:1坪あたり1.5〜2席
・ファストフードなど高回転型:1坪あたり2.5〜3席

この基準から見て、面積的にどうしても必要席数が確保できない場合は…


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