アロマ・ロウリュ

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今日は 2022年3月15日です。

教科書に書いてあることだけじゃ分からない(2)

 運搬式蒸気発生器「熱岩石」の開発と販売で経験したことの続きです。

サウナで試しにロウリュをやってみたいという温浴施設や、一時的なイベントとして利用してみたいというニーズに応えて、レンタルサービスを行ってきました。
https://www.yokujoichiba.jp/view/item/000000000078

レンタルサービスには熱岩石本体とサウナストーン、取扱いマニュアルが含まれているのですが、ある時、貸し出した熱岩石のサウナストーンが樹脂のようなものでベッタリとコーティングされ黒光りして戻ってきたことがあります。

アロマオイルの油分かな?と思って洗剤とタワシで洗ってみたのですが、まったく落ちません。

お湯で温めたら軟化して落とせるかと思ったのですが、それも効き目なく、火であぶるとそのうち焦げ臭い匂いがしてきます。

そのままでは次のレンタルに出せないということで、約10kg分のそのサウナストーンは残念ながらお役御免となりました。

想像ですが、おそらく通常のサウナ用芳香液やアロマオイルではなく、何かの人工芳香剤でロウリュをしたのでしょう。

これも怖いことだと思いました。

前回のサウナストーンが爆ぜる危険性の話と同じことなのですが、サウナ内で使用する芳香についても、法的規制や業界基準といったものは今のところ何もありません。

ヨーロッパでは、アロマセラピーに関する長い歴史の中で培われた知恵と経験があります。天然植物の…

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