温浴ビジネス展示会

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今日は 2022年2月28日です。

この先に何があるのか

 明日からJAPAN SHOP2022に出展します。今日はその準備でまた東京ビッグサイトです。

JAPAN SHOPというのは日本経済新聞社が主催する店舗総合見本市。店舗や施設の空間デザイン・ディスプレーに関連する製品・素材、サービス等を紹介する一大展示会です。
https://messe.nikkei.co.jp/js/

弊社がJAPAN SHOPに関与するのは初めてで、この展示会に「温浴」というテーマが登場するのも初めてのことだと思います。

つい2週間前にHCJ2022でテルマエJAPANをやったばかりで、準備期間もほとんどないのですが、せっかくお声掛けいただいたので、和製バレルサウナを手掛ける新木場ネットワークスのサムライサウナさんと、プロジェクションマッピング&特殊照明の株式会社ミューさんと共に、ありがたくコラボレーション出展させていただくことになりました。

私の仕事と展示会との関わりは2001年から続いています。その頃から温浴施設コンサルティングの仕事量がだんだん増えて、業種特化型コンサルタントとしての活動が本格的になってきたのですが、当時は銭湯、スーパー銭湯、健康ランド、サウナがそれぞれバラバラに動いていて横のつながりもなく、群雄割拠というよりもそれ以前の気ままな狩猟採集時代という感じで、「温浴施設」「温浴業界」という言葉すら、使う人はほとんどいませんでした。

当然のことながら、温浴をテーマにした展示会などありません。

「展示会ひとつも無いようでは、業界とは呼べないよなぁ…」と思っていた時に、目についたのが当時在籍していた船井総研で開催していたFUNAI OPEN WORLDという展示会イベントでした。

FUNAI OPEN WORLDは、舩井幸雄が提唱した本物化や本物技術などに取り組む人や企業を応援するための展示会で、美と健康をテーマとするような企業もたくさん出展していました。

温浴も美と健康を提供する産業という意味では本物仲間と言えなくもない、と思ったら、その展示会に温浴関連企業群が出展してコーナーを作るというイメージが湧いてきたのです。

そして、いろいろな現場でご一緒することの多かった温浴関連企業に呼び掛けて、日本初の温浴ビジネス展示会「AQUA CONVENTION 2001」が誕生しました。

初めての展示会に協力してくれたメトスさん、リバース東京さん、トリリオンさん、アクアプランニングさんなどとは今でも良いお付き合いが続いています。

十数社の展示ブースだけでは寂しいので、メトスの伊ヶ崎征一社長(当時)、スカイスパの金憲碩副社長(当時)、ニュージャパン観光の中野憲一社長(当時)といった方々にお願いして担ぎ出し、パネルディスカッションも企画。「AQUA CONVENTION 2001」には全国の温浴施設の方々が集結し、大盛況となりました。

うまくいくかどうかも分からない、前例のない企画に付き合ってくれた皆さまには感謝しかありません。

このAQUA CONVENTION 2001が先日のテルマエJAPAN2022へとつながっていっているのです。

当時の、「展示会ひとつも無いようでは、業界とは呼べないよなぁ…」という思いがあるから、ゼロから切り拓いていった不安と苦労を憶えているから、新たにJAPAN SHOPへの出展という流れにも、感謝しつつ、乗るしか…

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