Tシャツでチャンス拡大

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以前のメルマガ第2208号「ブームを生き抜く」(2023年8月19日配信)で、「サウナブーム」は音楽の「フェスブーム」に似ていると書きました。

その趣向がライフスタイルにまで及んでいく点など、重なるところは色々ありますが、お客様の消費行動にも共通点があるようです。

フェス飯とサ飯、そしてグッズ販売にもその傾向が見えますが、今回はグッズの中でも単価が高めのTシャツに焦点を当て考察していきたいと思います。

音楽業界におけるアーティストTシャツの歴史は古く、特にツアー毎に作って売る販売スタイルは、世界中のライブ会場で行われてきました。

日本のアーティストにとっても定番で、その手法は近年益々充実してきています。CDが売れなくなり、ライブ主体で収益を上げるアーティストが増え、その付帯収入となるグッズ販売はより重要な存在になっているためです。

フェスでは、そんなグッズがたくさん並べられます。

そこでお客様がTシャツを買う理由は、
・アーティストが推しだから
・アーティストが気に入ったから
・ライブ参加の記念
・デザインがカッコイイ・かわいい(・面白い)から

主にこの4点が挙げられるでしょう。
　
これってサウナファンが施設のオリジナルTシャツを買うのと同じ心理ですよね?

アーティストTシャツのデザイン・販売方法は、温浴施設にとってもそのまま参考になるのです。

まず前提として…

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【お台場フードコートの現状】
https://toyokeizai.net/articles/-/762650?page=2
お台場ダイバーシティのフードコート「東京グルメスタジアム」は、外国人観光客の増加により賑わいを見せているそうです。
記事の筆者は、外国人の目から見た「ザ・日本食」といった店舗を並べていることや、写真よりもメニュー内容がより伝わりやすい躍動感あるサンプルを店頭に展示することで、インバウンド客への訴求力を高めていると考察。
温浴施設のインバウンド対策としても参考になるかもしれません。

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