「アクトパスクラブ」会員の皆様、
今日は 2023年7月24日です。
ヨーロッパサウナ紀行(20) ロウリュの世界史[3]
フィンランド式のセルフロウリュ、ドイツ式のアウフグース、そして注水や攪拌を機械的に制御するオートロウリュ。今後の日本ではいずれが普及していくのだろうと考えていたところ、今回の欧州視察ツアーで、また違う方式を体験しました。
まずはフィンランド、ユバスキュラの湖畔にあるお洒落サウナViilu。
https://satamanviilu.fi/
それは「セミ・オートロウリュ」とでも呼べば良いのでしょうか。ストーブから離れた壁面に光るボタンがあり、それを押すとストーブ上のノズルから少量の水がスプレーされるのです。1回に噴霧される水の量はおそらく3~4ccくらいだと思います。
入浴者の意志で水掛けのタイミングを自由に調整できますが、注水量がわずかなため、トラブルは起きそうにありません。
さらにエストニア・タリンのホテルL’EMBITUに付帯するプール&サウナ。
https://www.lembituhotel.ee/
こちらのサウナ室では、同じくボタンを押すとスプレーされるセミ・オートロウリュで発生した蒸気を、さらにストーブ上部から吸い込んで、ストーブ下部へ吹き出す強制循環装置がついていました。
通常は頭上から来るロウリュを足元から感じる不思議な体験で、この装置は現在、日本でも京丹後のぬかとゆげ、笹塚のマルシンスパで導入されています。
誰もいない時を見計らって10回くらい連続でボタンを押してみたのですが、しっかり蒸気が行き渡るだけで水の掛け過ぎにはなりませんでした。
このようなセミ・オートロウリュ方式であれば…
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