マルシンスパ2014年

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先駆者は儲かるのだろうか(4)

 続いてもうひとつ、先駆者たちがどうなっていったのかをケーススタディをしてみたいと思います。今回は、「小規模サウナ」です。

現在のサウナブームの先駆けとなった小規模サウナ施設のオープンを時系列に挙げてみると、
・マルシンスパ(東京都・2014年8月)※リニューアル
・ZEN VAGUE(神奈川県・2017年9月)
・ドシー恵比寿(東京都・2017年12月)
・ドシー五反田(東京都・2018年4月)
・CORONA WINTER SAUNA SHIMOKITAZAWA(東京都・2019年1月〜3月)※期間限定
・THE SAUNA(長野県・2019年2月)
・ソロサウナTUNE(東京都・2020年12月)

といった施設が並びます。

セルフロウリュができたり、サウナ室のクオリティに特化した小規模サウナ施設の登場は、サウナファンの間でも大いに話題となり、市場に強烈なインパクトを与えました。

ビジネス的な側面でも、それまでのスーパー銭湯やサウナが数百坪の大規模施設に多彩な浴室設備を備え、何億円もの初期投資が必要だったことに比べると、サウナ設備に特化して小規模に低投資でつくられたこれらの施設は、閉塞感が漂い成熟期と言われていた温浴ビジネスに新たな革命をもたらしたと言って良いでしょう。

それまでの「小規模温浴施設は競争上の弱者でしかない」という常識が覆ったのです。

そして2021年になると、新しいサウナ施設オープンのニュースが次から次へと聞こえてくるようになり、雨後の筍状態へ。コロナ禍による事業再構築補助金も、この流れを後押ししたと言えるでしょう。その頃から「新しくサウナ施設ができた!」というだけでは注目されづらくなっていきます。

振り返ってみると…

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