胡蝶蘭の開店祝い

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今日は 2022年4月8日です。

お祝いの言葉

 これまで、幾度となく温浴施設のグランドオープンに立ち会ってきました。

準備が間に合わず、前日入りして徹夜で開店準備のお手伝いをしてオープンを迎えたこともありました。

順調に準備が進み、開店当日に行くような場合でも、朝現場に到着すると、こんな会話になります。

「準備は大丈夫ですか。何か問題ないですか。私ちょっと全体を一周チェックしてきます。」

といって駐車場から館内まで全体を歩き回って不備がないかどうかを確認します。

そしていよいよ開店時間。テープカットやクラッカーなどの演出で盛り上げることも。

開店前から並んでいたお客さまや、オープンに駆け付けた関係者の人たちは口々に「おめでとうございます」と言ってくれます。

しかし、私は決しておめでたい気分ではありません。素敵な施設ができたのは新築ですから当然のこと。グランドオープンにたくさんのお客さまが来るのも、そうなるだけの宣伝告知をしていれば当たり前です。

グランドオープンの集客記録など、すぐに塗り替えなくてはなりません。

めでたいかどうかが本当に分かるのは1年後、事業計画の初年度売上を達成できた時です。初年度売上が達成できれば、あとは運営努力で伸ばしていくだけですから、これからの事業の発展が楽しみになります。

それが見通せるようになるまでは、あんまりおめでたい気分にはなれないのです。

しかし、このような考え方だと「おめでとうございます」を言うチャンスを逸してしまうことが多いので、どうしたものかと考えていました。

 先日のサウナ開業塾で、オープン日の売上が極めて重要であるという話をしました。

業種によって集客特性は…

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