和風の建物に貼られた「本日休業日」の看板

メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」は、温浴ビジネスに役立つ記事とニュースを毎日お届けいたします!✉https://aqutpas.co.jp/mailmagazine/

実録・温浴事業再生の現場から(6)

【あきらめたらそこで試合終了ですよ】

後に退職した2019年当時の支配人とのやりとりの中で、印象に残っていることがあります。

その頃、当該施設は毎週火曜日が定休日で、営業時間は11:00~20:30となっていました。通常の温浴施設と比べるとかなり短縮営業です。

「毎週休館日が必要なのはメンテナンスの問題でしょうか?それに営業時間が短いことで朝晩の集客チャンスを逃していませんか?」

と質問したところ、ぶっきらぼうに返ってきた回答は

「開けていてもどうせ赤字だから。」

それは確かにその通りで、収入<支出の状態では、営業すればするだけ赤字になります。営業時間を短縮すれば、その分の人件費や水光熱費は削減することができますから、トータルの赤字額を少し小さくすることができる計算です。

しかし、その考え方では、何の解決にもなりません。極論を言うと店を閉めてしまえば出ていくお金は借入の返済と固定的な不動産コストくらいになり、最小限にすることができるので、一日も早く廃業した方が良いと言っているのと同じこと。

つまり「開けていても赤字」という言葉は、施設の存在意義の否定であり、自分たちの仕事そのものの放棄でしかないのです。

では支配人は施設を潰そうとしていたのか?というと…

この記事は会員限定公開です。完全版をお楽しみいただくには、会員登録が必要です。

有料メールマガジン
「日刊アクトパスNEWS」

毎日、最新情報をお届けします。温浴業界の最新トレンドや成功事例をいち早く手に入れましょう!

以下の方に特にオススメです↓

  • 温浴施設や大浴場を持つ施設を経営されている方
  • 温浴施設の開業準備段階の方
  • 温浴関連事業での起業を検討されている方
  • サウナや銭湯の経営・運営に少しでもご興味がある方
  • 温浴ファンとして業界や施設の裏側まで知り尽くしたい方


→詳細はこちらから←

注目の業界ニュース

【生活者が期待するデジタル化の分野は?】
https://womanslabo.com/marketing-research-241029-1
電通総研の調査によると、生活者が特に期待するデジタル化分野は「行政サービス」「住民サービス」「健康・医療」の順で、女性や高齢者層は健康や福祉、防災に対する期待が高い傾向です。
特に健康分野では年齢が上がるほどニーズが高まっており、温浴施設においても「データによる健康の見える化」などが進んでいくのではないでしょうか。

アクトパスからのお知らせ

☆「温浴ビジネスの現状と成功のための戦略セミナー 2024」

弊社代表 望月義尚が登壇する、最新の温浴施設・サウナビジネスに関するセミナー。市場動向や成功事例に基づき、収益性向上のための低投資・高収益モデルを徹底解説いたします!
また、TTNE株式会社 ととのえ親方こと松尾大氏も登壇!「人の集まるサウナ施設」を解剖します!

【開催概要】
日時:2024年12月12日(木)13:00~17:00
会場:都市センターホテル(東京都千代田区)
参加費:55,000円/人(税込)
主催:綜合ユニコム株式会社

温浴施設事業者、再生・新規参入を検討中の事業者、開発や運営に関わる企業、宿泊事業者の皆様、必聴のセミナーです!

詳細・お申し込みはコチラより↓
https://www.sogo-unicom.co.jp/seminar/n0320241206/

☆今年9月に開催した「温浴施設のための成功モデル100事例セミナー2024」の動画販売がスタート!

「集客・売上アップ」「メディアへの露出」「コスト最適化」「運営力向上」「物販・飲食売上増」「顧客満足度アップ」「口コミ件数・評価向上」など、コストをかけ過ぎずにすぐに取り組める事例を100連発でお届けいたします!!
aqutpas.co.jp/100jirei2024/

※アクトパスクラブレギュラー会員以上にご入会の方は、過去動画もすべて追加料金なしで視聴可能です!
https://aqutpas.co.jp/aqutpas-club/

温浴業界の最新ヒントとニュースを提供する専門メールマガジン | 株式会社アクトパス