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今日は 2022年7月11日です。
注目の業界ニュース
【“サウナ専用水着”が発売!「どれだけサウナで気持ちよくなれるか」を追求】
https://www.excite.co.jp/news/article/Qetic_433960/
裸の状態により近い状況を目指して開発されたそうです。
男女同時入浴イベントや、水着混浴業態には力強い味方になってくれるのでは、と期待が高まります。
アンケートを上手に活用する方法
お客さまアンケートの活用が温浴施設運営をレベルアップする上で大きな力になることは、このメルマガで何度もお伝えしてきていますが、上手に活用するのは簡単ではないようです。
その理由は「どう活用すればいいのか狙いが定まっていない」「集計や分析まで手が回らない」といったことにあるのかも知れません。
先日新幹線に乗った時のことですが、車内販売でコーヒーを買ったら、次回使える無料のチケットを貰いました。
単に一杯飲んだらもう一杯プレゼント、という企画ではありません。チケットにはアンケートが付いていて、それに答えたら期間限定で、という条件付きです。
新幹線に乗ったら社内販売を利用するリピーターという特定層を狙ったやり方です。
チケットには配布日が手書きで書かれていて、QRコードが付いています。これを読み取ると、特設のアンケートサイトに飛びます。
アンケートの回答は選択型。内容は、性別や年代など回答者のプロフィール、乗車目的・頻度、曜日、乗車位置(号車・席位置)、列車種別、座席位置、車内販売の利用頻度、乗車から購入までの時間、ワゴンのスピード、販売員の雰囲気・対応等。これらの設問項目から、調査目的はマーケティングとサービス向上ということが分かります。
質問の数はアンケートとしては割と多めです。しかしコーヒーがタダで飲めますし、新幹線は乗車時間が長いので成り立つのです。
さらに、あまり考えなくても良い選択型なので回答のハードルを下げ、期間限定にすることで「今がチャンス」「次は無いかも」という気分を煽ります。
需要と供給、そして環境のバランスがうまく取れているので、回答率はかなり高いと思われます。私も帰りの新幹線でしっかり利用しました。
温浴施設では、手書きの館内アンケートをよく見かけます。
質問の数や内容はまちまちですが、アンケート結果の活用方法は総じて近いものがあります。
満足度の高かったお客様の回答は、現場スタッフのモチベーションアップ、館内やホームページに掲示すれば施設のプロモーションになり、不満やクレームは課題を浮き彫りにする、そんな活用のされ方が多いようです。
一方、施設の運営方針を具体的に決めていく上では、お客様のプロフィールや施設・サービスの利用動機、各サービスの満足度を絞り、ピンポイントで調査することも重要です。
ひとりのお客さまが感じる風呂とサウナと食事の満足度は、それぞれ変わるはずですし、世代や性別によっても傾向が異なるはずです。
経営トップと現場が近い場合は…
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