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今日は 2022年4月5日です。
あなたはどちら?
昨年11月に厚生労働省より発表された「令和元(2019)年度 国民医療費」のプレスリリースによると、国民医療費は総額44兆3895億円、人口一人当たり約351,800円/年とのことです。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/19/dl/houdou.pdf
平成元年度の国民医療費が19.7兆円だったので、2.2倍以上に膨らんでしまっています。また日本人が生涯にかける医療費は同じく令和元年の統計で、ひとりあたり平均2800万円とか。何と異常な数字でしょうか。
日本は世界有数の長寿国と言われますが、日本人は決して健康ではないのです。
市場規模を国民ひとりあたりに換算する考え方は、マーケットサイズと同じですが、温浴マーケットサイズ(入浴料のみ)8千円弱/年・人と比べると、医療費35万円と風呂代8千円には実に45倍以上の開きがあります。
病院代や薬代にお金をかけるくらいなら、そのお金を自分の健康に投資した方が良いと考えるのが普通ではないでしょうか。
温浴施設やフィットネスジムに通ったり、身体に良い食事を心がけたり。楽しく、気持ち良く、美味しい生活。それで健康になれるなら、その方が良いに決まっています。
私にマクロビオティックの理論と料理法を教えてくれた、オーガニック料理研究家のはりまや佳子先生が今日のブログで投げかけているのはまさにこのことで、「食費を削って医療費を払う人、食費をかけて健康になる人」あなたはどちら?という話です。
https://www.g-veggie.com/post/i-11-a
──You are what you eat.(人間は食べた物のようになる)
質の良いものをバランスよく食べれば、どなたでも健康になれ、
質の悪いものを無秩序に食べれば、どんな健康体の人でも病気になるものです。
食費を削ることは命を削ること!
医療費よりも食費をかけるという選択をして、バランスよい食生活を実践しませんか?──
G-veggieオーガニック料理レシピ・コラムページ
食生活が健康維持に直結していることは言うまでもありませんが、私は温浴も同じくらい重要なことだと考えています。
日常的に身体を温めて血行を良くしたり、汗をかいたりすることは、病気を防ぎいつまでも元気に過ごすためには欠かせない生活習慣なのです。
温泉でお肌つるスベ、とか、熱いサウナと冷たい水風呂でととのう、といった訴求も良いのですが、それは入口となる動機づけのひとつに過ぎません。
本質的には温浴を日常的な生活習慣とすることであり、自分の体調にあった入浴法を実践することが重要なのです。
また、いくら自分だけが病院に行かなくても、生涯医療費をゼロにすることはできません。周りがこれまで通り高額な医療費を消費していたら、皆で保険料を負担しなればならない構造は変わりません。
家族友人誘い合って温浴に行く。ひとりでも温浴ファンを増やす。その積み重ねが日本の医療費を引き下げることにつながるのです。
温浴業界は…
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