温浴施設の春のイベント企画を連想させる、青空を背景に咲いている桜の枝と花びらの様子です。

 ​温浴施設の経営において、販促の定番である「イベントカレンダー」。毎月欠かさず更新し、脱衣所やフロント、ホームページやSNSで発信しているという施設は少なくありませんが、その取り組みに対する「本気度」には、施設によって驚くほどの温度差があります。

イベントカレンダーを「とりあえずやっている」だけの惰性の産物にするのか、それとも「集客活動の要」として戦略的に活用するのか。その違いは、カレンダーの内容をひと目見ただけで残酷なほど明確に分かれます。

​まず、注意したいのがカレンダーの「並び」です。「毎週水曜日はレディースデー」「毎週金曜日はポイント2倍」「毎月第3日曜日はお子様100円引き」……。このように、同じ企画が同じ曜日に「縦一列」で整然と並んでいるカレンダーをよく見かけます。作る側からすれば、ルーティン化されているため管理は楽でしょう。しかし、受け取る側であるお客様の視点に立ってみてください。一目見た瞬間に「ああ、いつものやつね」と脳が判断し、それ以上詳細を読み込むのを止めてしまいます。情報量が少なく、意外性のないコンテンツは、消費者の興味を惹きつける力を持ちません。

​一方で、集客に成功している施設は、カレンダーに変化と密度を持たせます。同じ企画の繰り返しを極力避け、季節感やターゲットを絞った限定企画を散りばめる。するとお客様は、「何か面白いことはないか」「自分にとって得な日はいつか」と、1ヶ月分の日程をじっくりと読み込むようになります。

この「じっくり読み込ませる」というプロセスこそが、来店動機を形成する第一歩なのです。…と書くと「そうは言っても、毎月新しいイベントを考えるのは大変」という声も聞こえてきそうです。

アイデアが枯渇し、マンネリ化に悩むのは多くの担当者が直面する壁です。

​そこで活用していただきたいのが、以前もご紹介した…


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