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いつ踏み切るのか
たびたびニュースになっているところですが、インバウンド市場が急成長しています。コロナ禍前の2019年比で3割増のペースとなっており、2024年はまだ11月までの数値ですが、すでに年間で過去最高記録を更新、どこまで伸びていくことになるのか、想像もつきません。
急激な増加によってオーバーツーリズムや文化摩擦、治安の悪化などを懸念する声もありますが、好むと好まないとに関わらず、日本が魅力的な観光地であり、かつ為替が円安となれば今後も増加するとみて間違いなさそうです。
市場の伸びている部分を見つけ、そこと上手く付き合うのがマーケティングのセオリーですが、温浴業界にとってインバウンド対応は長年の悩みとなっています。
その主な理由は、
・タトゥー問題
・入浴マナー問題
・館内表示やスタッフの外国語対応
といったところでした。
しかし、入れ墨(タトゥー)=反社会的という図式は時代の流れと共に古い概念となりつつあり、タトゥー問題は規制緩和の流れにあります。カバーシールなどで入浴OKとする施設も明らかに増えてきました。
マナー問題についても、昨今は掲示物や動画などによる効果的な啓蒙ツールが増えてきましたので、Hotelと違ってRyokanでは玄関先で靴を脱ぐんだ、ということと同じように、日本式の入浴作法も理解されていくことでしょう。
約1年前に、このメルマガ第2236・2337号で「Do you know "KAKEYU"?」(2024年1月30日配信)というシリーズを書いたことがあります。
海外には「掛け湯」という概念そのものが存在しないので、翻訳が困難であるという話なのですが、最終的には以下の結論に落ち着きました。
KAKEYU - Pouring
Use this water on your whole body to rinse off.
・Ready your body for the hot bath.
・Keep the bathwater in the tub clean for other guests.
ということなのですが、この文章はGoogleで日本語に再翻訳してもほぼ意味が変わらないことを確認しています。この再翻訳チェックは重要です。
館内表示は、意味さえ通じれば良いというものではなく、誰が読んでも誤解なく、そして気分を害さないような表現であることが必要です。日本語でもPOPの言葉遣いひとつで店の品位が現れてしまうのと一緒ですね。
そして館内表示やスタッフの外国語対応も、IT技術が解決しつつあります。写真はエストニアのICロッカーキーのところについていた表示ですが、スマホのGoogle翻訳やGoogleレンズで写せばすべて日本語で読み取ることができますし、音声会話も自動翻訳機など使わなくてもスマホが翻訳してくれるようになりました。
長年の悩みは時間と技術が解決してくれた、と言っても良さそうです。
となると、あとは…
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