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水環境と温浴ビジネス(6)
【最適な水環境を作るのは良心】
さて、しばらく排水側の話が続いたので、今回は水を使う側の話を書きましょう。
かつては公衆浴場法に基づく各都道府県の条例によって、浴槽水の遊離残留塩素濃度の基準は0.2~0.4mg/L(ppm)を保つべし、と定められていました。
私もずっとそのように頭に入れていたのですが、その後令和2年に厚生労働省から「公衆浴場における衛生等管理要領等について」の通達があり、
──浴槽水の消毒にあたっては、塩素系薬剤を使用し、浴槽水中の残留塩素濃度を頻繁に測定して、0.4mg/L 程度を保ち、かつ、遊離残留塩素濃度は最大1mg/L を超えないよう努めること。結合塩素のモノクロラミンの場合には、3mg/L 程度を保つこと。──
というように表現が変わりました。変更の背景には、昨今のレジオネラ菌事故の発生状況やモノクロラミン等の新しい衛生管理技術が出てきたことなどの事情があるのでしょう。
これによって各都道府県の条例も変更され、例えば東京都では「浴槽水は塩素系薬剤による消毒を行い、0.4mg/L以上の遊離残留塩素濃度を保持する。」と指導しています。
ここで注目すべき点は…
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