「アクトパスクラブ」会員の皆様、
今日は 2023年6月3日です。
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眠る筋トレサウナー(4)
現在、RIZAPが運営する「chocoZAP」というジムがフィットネス業界を席巻しています。
https://chocozap.jp/
2022年7月時点では77店舗だった店舗数が、半年少しで505店舗・会員数29万5千人超(2023年2月度の決算資料より)、先月の5月末には595店舗と急増中です。
「低価格・24時間制・私服OK、コンビニ感覚でサクッとトレーニングできる初心者向けのジム」というコンセプトが生活者にヒットしたようですが、何より標準30坪というコンパクトな店舗フォーマットがスピーディな多店舗展開を可能にしています。
chocoZAPのホームページで設備を確認すると、確かに初心者向けの筋トレマシンに絞られています。そしてなんとシャワーも無いことが判明しました。
これは温浴施設にとって朗報ではないでしょうか。chocoZAP周辺の温浴施設へ、トレーニング終わりのお客様が流れてくる可能性が生まれていると考えられます。
もちろんchocoZAPには、サッと運動したら帰宅して自宅で汗を流す人も多いと思いますが、トレーニング後のサウナを楽しみたいという層も一定数いると思います。
そのような方も平日は仕事があるのでサウナ巡りは難しいですから、自宅もしくは会社近くのchocoZAPでトレーニングしたあと、そこから近い温浴施設をホームサウナとして利用するケースがメインになりそうです。また、chocoZAPは他店舗利用も無料なので、リモートワーカーであれば、作業&トレーニング&サウナ巡りといった柔軟性ある利用方法もあるかもしれません。
ジムに通わない方は「そんな簡単にジムの移籍しないだろう」と思われるかもしれませんが、ジムは会員制施設の中でも特に流動性の高い部類に入ると捉えています。
一口にジムといっても公営ジム・パーソナルトレーニングジム・会員制スポーツジムなど種類が多岐に渡り、その時々のライフスタイルによってジムを変える人が多く見受けられるからです。
ですので、サウナに目覚めたマッチョマンが「トレーニングはいつでもどこでも×サウナはもっとハイレベル」を求めながらchocoZAPへ移籍するのは全く不思議なことではないのです。
これらを踏まえると、chocoZAPの出店加速は温浴マーケットの追い風になりそうです。より恩恵を受けるための方策として…
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