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温浴業界の2024年を振り返る（2）
2024年、個人ユーザーとして感じた傾向は「サウナ内サービスの進化」です。
熱波、アウフグース、ウィスキング、ハーバルリチュアル等々、名称・内容は様々ですが、サウナ内サービスが充実してきました。
実施できるサウナ室の条件、かかるコスト、料金のバランス等課題はありますが、お客様に新たな価値を提供するという意味では、今後も期待したいところです。
現段階では、直接的な売上アップを狙うというよりも、お客様のために新たなサービスにチャレンジする自店の姿勢のアピール、他店との差別化要因となると考えています。
また、熱波甲子園をはじめ、アウフグースチャンピオンシップ、ハーバルカップ、
The Battle of Gladiators Japanをはじめ、その他の世界の大会にチャレンジする方もいらっしゃり、熱波師・アウフギーサーも把握しきれないほど増えました。
フリーの熱波師・アウフギーサーさんもしっかり収益を上げられるようになると良いなと思う半面、熱波師・アウフギーサーの前にまず社会人として信頼されるようになって欲しいというのも本音です。
お客様と、熱波やアウフグースができるサウナがなければサービスは成り立ちません。
目の前のお客様のことを考えずに扇ぐことはないと思いますが、扇がせてくれる施設のことを考えているのか？ 感謝しているのか？いささか疑問に思うことがあります。
自己顕示が先に立っている方は長くは続かないと思います。
井上勝正さんや五塔熱子さんなど、お客様へのサービスも施設側への対応も素晴らしい方のことを考えると、やはり施設で働いていたご経験が土台となっていることを強く感じます。
一流となりたい方ほど…
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