仕事のミスと自腹処理

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今日は 2022年1月14日です。

◆仕事のミスと自腹処理

給油ミス

 学生時代はいろんな業種のアルバイトをしていました。少し稼ぐとすぐに遊びに使って、お金がなくなるとまたバイト。今考えると両親に申し訳ないバカ息子でした。

倉庫で延々と同じ単純作業を繰り返すようなバイトでも、仕事の効率や品質を高める工夫をするのは面白く感じ、いろいろ工夫しました。その経験は多少は人生に役立ったかも知れません。

そんなアルバイト経験の中でも、比較的長く続いていたのが時給の高いガソリンスタンドだったのですが、ある時失敗をしました。

24時間営業のガソリンスタンドの深夜勤務で、睡眠不足の早朝だったのですが、軽トラックに間違って軽油を給油してしまったのです。ぼんやりしていて、「トラックだから軽油」と条件反射的に対応してしまったのです。

しばらくしてその軽トラからエンジンが止まってしまったと連絡があり、私のミスが判明しました。

出張してお客さまに謝り、軽油を抜き、洗浄してガソリンを入れ直す。無事にエンジンはかかりましたが、スタンドには迷惑をかけてしまいました。

その際に店長から「この件は自腹だからな。」と言われました。トラブル処理にかかった費用は私のアルバイト代から差っ引くということです。

もちろん悪いのは私なのですが、自腹で負担させられるということを知ってショックを受けました。

「もしベンツに傷とかつけても、きっと店長はオレをかばってくれないんだろうな…」と想像すると、これまでのように効率や品質向上を工夫しようとする気持ちが萎えました。スピードを上げて一所懸命仕事をすれば、ひとりでたくさんの仕事をこなせるのですが、そうすれば失敗のリスクも増える。

それより適当に手を抜いて、できるだけ失敗をしないように立ち回った方が賢明だよね、と思うようになったのです。

そんな気持ちで働いても楽しくないので、ほどなくしてそのガソリンスタンドの仕事は辞めました。

業務上のミスは個人が責任をとらなくてはいけないのだろうか?そのことはずっと私の中でモヤモヤと引っ掛かっていました。

発券ミス

 その後社会人になって、コンサルタント会社に就職し、チームリーダーをするようになりました。

ある時、部下のひとりがミスをやらかしました…

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