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光と蒸気とジャングル
川崎駅前の複合商業施設「ラ チッタデッラ」内に誕生した地上6階建ての都市型サウナ「saunahouse」にさっそく行ってきました。
男女それぞれにサウナ室が5室、水風呂が4つ備わるという大規模なつくりでありながら、単に設備を充実させるだけでなく、体験としての「差別化」に強くこだわっている点が印象的でした。
“シン・都市型サウナ”を自称するだけあって、従来の都市型サウナとは一線を画す「未来型」の温浴施設という印象を受けました。特に興味深かった3つのポイントを紹介します。
1．ライティングによる独自性
まず面白かったのは、サウナ室内のライティングです。一般的には暖色系の間接照明が多いところ、ここでは以下のように多彩でした。
・格子状に配置された赤色照明が印象的な部屋
・緑色を基調としたライティングの部屋
・青色の縦ライン照明のみを使用した部屋
偶然にも、訪問の前日にサウナ施工を手がけたテルマリウムの担当者様とお会いしましたが、
「サウナとして奇をてらったことはしていませんが、ライティングには徹底的にこだわりました」
とのことでした。
実際、一部を除いて特別な“仕掛け”はなく、室温も大きく差があるわけではありません。
しかし、部屋ごとに異なるライティング（＋音響）を採用することで、まったく別の体験が生まれていました。
「サウナ テープライト」「水中 テープライト」などで検索すると、多彩な色の商品が見つかります。
照明の色や配置を工夫すれば、複数のサウナ室や水風呂があっても利用者の「違いがわからない」という声を軽減できそうです。
2．スチームサウナの冷水ミスト
5つのサウナの中でも…
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