サウナ付き銭湯でリラックスする男性たちと浴室の内観

先週の木曜日、イオン旭川西店で開催された「旭川サウナ物産展」のお手伝いに行ってまいりました。

昨年はオスパーさんのみの出展でしたが、今回は万葉の湯さん、高砂温泉さん、菊の湯さんも加わり、パワーアップした内容に。
また、旭川と縁のある人気ブランド「KEBOZ」とのコラボ商品がこの日から販売開始となり、オープン前から行列ができるほどの盛況ぶりでした。

前回はふらっと立ち寄るお客様が多い印象でしたが、今回は明らかに目当てで来場された方が多く、集客力も大幅に向上。今から来年の開催が楽しみになるほどでした。

そんな中、昼過ぎにどこかで見覚えのある方が来店。目が合って互いに「あっ!」となり、オスパーさんのホームページ用写真撮影でご一緒したサウナモデルの方であることが分かりました。

撮影は2023年末。約1年半ぶりの再会です。

その方は元々サウナ好きで、ご友人と一緒にモデル募集に応募されたことを思い出しました。一方、ご友人の方はサウナにそれほど興味がなかったようで、「誘われたから来た」というスタンスでしたが、撮影中に「これが『ととのう』ってやつか?!ハマってしまうかも」と話していたのが印象的でした。

そこで、その後の様子を伺うと──

「彼はサウナモデルをやった日から、完全にサウナに目覚めてしまって。今ではすっかりサウナーなんですよ」

と嬉しそうに話してくださいました。

「いろいろな施設を巡っているようですが、やはり一番通っているのは、サウナに目覚めさせてくれたオスパーさんですね」とのこと。

「モデルを務めてもらうことで、施設に愛着を持っていただく」という思いで実施したサウナモデル撮影でしたが、思っていた以上の効果が出ているようで、非常に嬉しく感じました。

実は他の施設でも同様のイベントを行ったことがあるのですが、その際は人がなかなか集まらず、急遽私の友人たちに声をかけて参加してもらいました。ただ、彼らはその後あまりその施設を訪れていないようでした。

もちろん、モデルとして出演していただいただけでも目的の一つは果たしていますが、せっかくならリピーターになっていただきたいところ。

この違いを生んだ要因は、主に二つあると…


会員限定コンテンツ


この記事の続きは日刊アクトパスNEWS会員の方のみご覧いただけます。温浴施設経営に役立つ最新情報とノウハウを毎日お届けしています。

注目の業界ニュース

【建築コストは高止まり、人手不足で工期長期化続く見通し】
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/0c7ac98bcf41b0e7aca6b68e01abdff083282822
建築コストの急騰は一段落したものの、専門人材の不足や労働規制の影響により、工期の長期化が続いています。2022年から2024年にかけて着工床面積は14%減少する一方、床面積単価は1㎡あたり22万円から33万円へと上昇。資材価格は横ばい傾向にあるものの、賃金の上昇が全体のコストを押し上げている状況です。
今後も長期的なコスト上昇と工期延長を見込んだうえで、建築計画の見直しや資金計画の再検討が求められます。

温浴業界の最新ヒントとニュースを提供する専門メールマガジン | 株式会社アクトパス