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リピーターキッズ

「家族連れの集客」というテーマは、弊社のコンサルティング現場では比較的よく出てきます。

温浴施設の子供客比率は、全体の5%以上から10%未満くらいになっていることが多いのですが、上手に家族連れを集客している施設ではその標準値を大きく上回ることがあります。

家族連れの集客のためには、お子様に来店の機会を持ってもらい、楽しさを提供する。また来たいと思ってもらう。そんな企画を考えるわけですが、「子供」とひと口に言っても、乳幼児から幼稚園、小学生、しかも小学生は1年生と6年生では5歳の差があり、ニーズはかなり変わってくるはずです。

しかし多くの温浴施設では、イベントやキャンペーンを企画する際に、「子供客」「ファミリー層」というようにターゲットを大雑把にくくりがちで、しかもその内容は幼稚園・保育園から小学校低学年あたりを想定していること多いようです。

今年中1になった我が息子は、スーパー銭湯ファンですが、良く通うようになったのは小学5年生になった頃でした。
上記の幼年向け販促にはハマらない世代です。

それでも温浴施設ファンになったきっかけは、うちにあった「サ道」を読んだことと、一部のスーパー銭湯には大量の漫画があると気づいたことでした。

以降、私に同行する機会が増えていったのですが、初めて行く施設に誘うと、まずネットでそこに漫画があるのかを確認し、浴室やサウナ、休憩スペースの様子を調べてから、行くかどうかの意思決定をします。

つまり、彼は自分の時間を過ごすためにスーパー銭湯に行くのです。

小学校高学年くらいになると…

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