「2024 日本サウナ大賞」の賞状を手に持ち、受賞を振り返る熱波師

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ハラダ現場レポ 新規オープン施設から(11)

【本物の熱波師は何が違うのか(2)】

前回は、お湯むすび支配人 関ラリ@さんの熱波イベントから、「熱波」の本来の目的を捉え続けることの重要性を考えました。

今回は、その続きとして、私が肌で感じた「もう2つの大切なポイント」についてご紹介します。

2. 徹底した安全管理

「身体が十分温まったら、お好きなタイミングでご退出ください」

熱波やアウフグースを受ける際、ほぼ必ず耳にする安全面へのアナウンスです。
もちろん、このような言葉での注意喚起自体はとても重要ですが、「ただ言うだけでは足りない。熱波中にお客様一人ひとりの表情や様子を観察し、必要に応じて退出を促すことが大事なのだ」というメッセージを、関さんの熱波から強く感じ取りました。

というのも、限界が近づいていても「先に入っていた人よりは長く入りたい」という“我慢比べ”をしてしまう方が少なくないからです。

特に、大学生くらいのグループがサイレント耐久勝負をしている様子を見ると、こちらまでヒヤヒヤしてくることが多々あります。

体力に自信のある人ほど「先に出たら負け」という誤ったスポーツマインドを抱きがちなのかもしれません。実際、以前の私もそうでしたし、周りでもそうした声をよく耳にします。

こうしたお客様に対しては、熱波師から直接退室を促す必要がありますが、その際に鍵となるのが「様子の見極め」です。

関さんの熱波イベント中、私もその目線を追いかけていました(目が大きいので追いやすかったです)。すると、話しながら仰ぎながら、四方八方をくまなく見回していることに気づきました。

実際に、
「お父さん、顔が赤いですね。そろそろ出ましょう。」
「お兄さん、汗がすごいですね。もう限界かもしれませんよ。」

と、2名の方に声をかけ、退出を促していました。案の定、かなりきつかったのか、すっと立ち上がりすぐに退室されていました。

その伝え方も秀逸でした。

流れるトークの中で…

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