
全開の第2726号「トラブルさん、ありがとう」(6月5日配信)でお伝えしたように、現場で何かトラブルがあったとき、まず「迷わず触ってみる」ことを大切にしています。
触ってみて、仕組みをたどって、動きを確認して、ようやく理解できることがある。これは、どんなに知識があっても、現場で手を動かさなければ得られない体感です。
ただその一方で、「触ることを活かすための情報」も同じくらい重要だと強く感じています。
たとえば、お湯むすびの現場では、設備ごとの業者さんリストがA4一枚にまとめられ、ラミネートして整理されていました。トラブルが起きたら、それを見てすぐ電話ができる状態。誰でもすぐ動けるよう、徹底されていました。
いま私が設備運用をサポートしている施設では、そうした一覧は整っていなかったので、必要なたびに連絡先を探しながら、とにかくまずは電話をかけています。
聞きながら、触る。
自分で1時間悩むより、プロの専門業者さんに電話する3分の方がずっと早い。
これは決して「頼りすぎ」ではなく、即時処理のための最短ルートだと考えています。
このあたりは、第2725号「迅速な問題解決がもたらすもの」(6月4日配信)でも触れた通りですが、現場のスピード感において「すぐに相談できる状態を整える」ことの意味は極めて大きいと実感しています。
とはいえ、いつでもタイミングよく業者さんがつかまるわけではありません。
温浴施設のように営業時間が長い業態では、電話が通じない時間に問題が起こることもよくあります。
そういうときにこそ効いてくるのが…
注目の業界ニュース
【空港近接立地を活かした「飛行機サウナ」で地域活性化へ】
https://predge.jp/318002/
愛知県小牧市の「天然温泉こまき楽の湯」は、空港隣接という立地を活かし、2025年6月中旬に「飛行機サウナ」をオープン予定。飛行機のキャビンを模した内装や滑走路風の照明、航空アナウンス風の演出など、非日常感を演出する没入型空間が特徴とのこと。
地域の魅力を活かす切り口は、身近な風景や資源の中にも多く潜んでいますね。
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