メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」は、温浴ビジネスに役立つ記事とニュースを毎日お届けいたします!✉https://aqutpas.co.jp/mailmagazine/
☆HCJ2025 サウナ・スパEXPO 出展者募集開始!
温浴業界最大のBtoB展示会「サウナ・スパEXPO」の出展者募集が開始されています。2025年2月19日~22日東京ビッグサイトにて、お得なアクトパスプロデュースの合同出展企画もあります。
温浴業界における新規顧客開拓や認知度アップの絶好のチャンスです。
7月26日までの早期申込で割引もありますので、ご興味のある方はアクトパスinfo2@aqutpas.co.jpまでお気軽にご連絡ください。
最適解を探る
「おかしい。何かがおかしい。」
暗いサウナ室に入り、いつものように最上段ベンチに座ったその時、私は強い違和感を感じました。
ベンチは1段あたりゆったり3人か、詰めれば4人座れるくらいの幅のひな壇ベンチ×3段なので、最大12人収容と決して大きくはないのですが、私以外は誰一人として最上段に座ろうとしないのです。
一般的に、サウナファンは熱さを好むため、最も熱い最上段ベンチから先に埋まっていく傾向があります。
例えば行きつけの横浜天然温泉満天の湯では、収容人数32人の大型タワーサウナながら人気の最上段ベンチはわずか3人、次の段にも4人しか座れない構造のため、上の段が空いたら誰かがササッと上に移動するという椅子取り合戦が常に繰り広げられています。
多くのサウナ室で上段の人気傾向は明らかですし、フィンランドでは最上段ベンチに座るのが当たり前で、それ以外の段は単なるステップ、というようなレイアウトになっている例も多々ありました。なので、サウナ室のリニューアルでベンチレイアウトを見直すチャンスがあれば、下段よりも上段ベンチに座れる人数を増やすような提案をすることがよくあります。
そのセオリーに従えば、最上段に誰も座らない現象は奇妙なことなのですが、ほどなくして空いている理由は分かりました。温度が熱過ぎるのです。
サウナの熱さに慣れている人でも、おそらく5分も耐えられないような温度。しかもそのサウナ室では20分に一度のオートロウリュがあることがサウナ入口に記載されていました。
「この高温で、さらにオートロウリュとか来たら、無事では済まされないかも…」
しかし、中段と下段のベンチには後から入ってきた人たちが詰めて座ってしまい、私が降りるために通る隙間すらありません。
「ヤバい、はめられた。もうすぐロウリュが来る。」
そう思うと、警戒心から心拍数が一気に上がります。通常私の心拍数は毎分70回以下ですので、倍の毎分130回くらいになったらサウナを出るようにしているのですが、この時は一気に140くらいまで上がっていたかも知れません。
迫りくる危機を回避するにはどうしたら良いのかという考えもまとまらないうちに…
この記事は会員限定公開です。完全版をお楽しみいただくには、会員登録が必要です。
有料メールマガジン
「日刊アクトパスNEWS」
毎日、最新情報をお届けします。温浴業界の最新トレンドや成功事例をいち早く手に入れましょう!
以下の方に特にオススメです↓
- 温浴施設や大浴場を持つ施設を経営されている方
- 温浴施設の開業準備段階の方
- 温浴関連事業での起業を検討されている方
- サウナや銭湯の経営・運営に少しでもご興味がある方
- 温浴ファンとして業界や施設の裏側まで知り尽くしたい方
注目の業界ニュース
【ビール回帰鮮明、減税追い風に上半期国内販売7%増】
2024年上半期のビール国内販売量は前年同期比7%増加。物価上昇の中での減税効果により、ビールのシェアが16年ぶりに5割を超えたとのこと。
メーカー各社も販促に力を入れているタイミングですので、温浴施設としても追い風に乗るチャンスです。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240710-OYT1T50195/
お知らせ
★新・サウナ開業塾開講記念 日刊アクトパスNEWS特別編集版 サウナ経営『ロマンとソロバン』
サウナ開業を目指す方必読の特別編集版。ヨーロッパサウナ紀行やサウナマーケットの展望など、ネット検索では見つからない30万字を収録。これからのサウナ経営に必要な知識とノウハウを網羅しています。
https://aqutpas.co.jp/romantosoroban/