温泉vsサウナ(HCJ2016アクトパス望月講演資料より)

「アクトパスクラブ」会員の皆様、

今日は 2023年12月8日です。

温泉vsサウナ(1)

 今から8年ほど前、国際ホテルレストランショー(HCJ2016)の展示会場セミナーで、「温浴業界の長期トレンドと大胆未来予測」という講演をしたことがあります。

その時はまだサウナ情報サイト「サウナイキタイ」もなければ、TVドラマ「サ道」も放映前。サウナブームは顕在化しておらず、ブーム前夜といった時期でした。

当時元気のなかった温浴業界を鼓舞するために、将来予測をできるだけポジティブにお伝えしようとしたのですが、その時の予測テーマの一つが「湯vsサウナ」。

温浴施設を作る際に、仮に同じスペースだったら、湯をためる浴槽をつくるのと、サウナ室をつくるのは、どちらが得策なのか?という比較をしながら、サウナの有望性を説く、というのが講座の意図でした。

まず、当時の温浴設備業者の世界では、ひとつの温浴設備を作る際の金額の目安として、「1浴槽1000万円、1サウナ500万円」という言葉がありました。(今は建築コスト高騰がありますので、同じ金額では作れないかも知れませんが、あくまでも目安の話とご承知おきください。)

浴槽を作るとしたら、躯体をコンクリートでガッチリ作り、それを防水して、石やタイルを貼っていきますが、それだけでは終わりません。

浴槽には給排水や循環の配管、機械室には…

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