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【#水風呂おすそわけ】
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暑い日が続く中、サウナイキタイではSNSで水風呂の動画をシェアするという試み。
涼しげな画像を見ていると本当に水風呂に入りたい気分にさせられます。

未来の集客への仕込み

 夏といえば各地で開催される「音楽フェス」。コロナ過においては中止になるケースが相次いでいましたが、今年は3大フェス(フジロック、サマーソニック、ロッキンオンジャパン)が揃って開催されます。

このメルマガ執筆中に行われたフジロックでは、アーティストの出演辞退が続き、急遽代役をブッキングしていたり、このご時世でも会場内のテント宿泊やアルコール販売もあり…運営はとんでもなく大変な状況だろうと推測されます。しかし昨年も運営や開催自体に批判が集まりながらも強行しましたし、そもそもノウハウのない状態から批判と共に育ってきたフェスとも言えるので、ドタバタには強い運営体制です。

対して8月20日21日に千葉と大阪で開催されるサマーソニックは、コロナ禍になって初めて通常形態での開催となります。都市型フェスということもあり、フジロックと比べると観客のハンドリングはやりやすいと思いますが、やはり通常時と比べるとかなりストレスのある運営になることが予想されます。

そして、ロッキンオンジャパンフェスティバルは、今年から会場を千葉市に移しての開催となります。昨年開催直前に中止になり、他にも諸々の事情があったと思われますが、場所を移転し会場の規模を小さくして5日間に分割して運営するようです。

他にも今年は全国で多くのフェスが開催されます。その中で特に注目していただきたいのが、7月23・24日に開催された茨城の「Lucky FM Green Festival」です。
https://luckyfes.com/

聞き馴染みの無い名前ですが、それもそのはず、今年7月に初めて開催されたフェスです。会場はひたち海浜公園、そう、千葉に移転が決まった「ロッキンオンジャパン」の穴を埋める形で地元の運営で開催されたフェスなのです。

単独会場のフェスでは日本一の動員(最大時30万人以上)を誇っていたロッキンオン。20年間累計で約360万人を動員してきたフェスが今年から無くなり、開始時からイベントを後援してきた茨城県、ひたちなか市、周辺自治体の経済損失は、額にすると12億円以上にもなるそうです。このうち宿泊は約7億円もあり、フェス関連の売上が年間売上の半分を占めるという施設もあったようです。

私は茨城県育ちなので、遠慮なく申し上げますが、これは観光資源の少ない県としてはかなりの打撃です。

そこで立ち上がったのが地元のラジオ局、茨城放送です。

2020年、開催直前で中止になった前回より主催に入っていた同社(それ以前はFM TOKYOが主催)が、これまで培ってきたフェスの火を灯し続けるため、ロッキンオンを再び誘致できる状況を保つため、つまり地域の経済損失を埋める方策として、独自にフェスを企画したのです。

もちろん、フェスの運営自体は初めて。今年の1月にロッキンオンが移転を発表した直後に開催を発表したので、準備期間は約半年。

ロッキンオンと差別化を図るため…

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