柿田川湧水

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水グルメの時代が来る(2)

前回の(1)では、都会と地方の水環境の違いについて事例を交えてお伝えしました。

天然水のかけ流し水風呂は非常に贅沢であるということを客観的に確認するために、上下水道料金がかかる環境で贅沢な水風呂運用をした場合のコストを計算してみました。

水風呂浴槽は今どきのサウナファンの好みを反映して、幅2m×奥行2m×深さ1.5m = 6tのサイズとします。

まず、一般的な塩素殺菌・濾過循環して連日使用の水風呂の場合。
・初期注水 6t
・仮にオーバーフロー5%/時として、6t×5%×14h営業 = 4.2t/日
・営業終了後ろ過機逆洗で浴槽容量の30%排水として、6t×30% = 1.8t/日
・7日間で換水の場合、合計48t/週、1日あたり約7t
・上下水道料金合わせて800円/立米の場合、1日あたり5,600円
・入浴者が1日100人なら1人あたり56円(循環ポンプやチラーの電気代、衛生管理費用等は考慮していない)

対して、上下水道を使用しつつ贅沢にかけ流しにした場合。
・初期注水 6t
・1時間に1ターン相当の注水と排水を行うと、6t×14営業 = 84t/日
・上下水道料金合わせて800円/立米の場合、1日あたり67,200円
・入浴者が1日100人なら1人あたり672円(日々の水抜き清掃人件費等は考慮していない)

という違いになるのです。

ちなみに、毎時6tの注水というのは、普通の蛇口が全開で毎分20Lですから、5本同時に全開にして注水するくらいの量です。

とても贅沢ですが…

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