お湯むすびの展望サウナ「演むすび」から望む田園風景

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ハラダ現場レポ 新規オープン施設から(12)

【忙しさの分解と、前向きな仕組みづくり】

10月半ばに常総に来てから、あっという間に約4ヶ月が経とうとしています。

開業前の準備やスタッフ研修、レストランの立ち上げ、フロント対応、忘れ物の管理、SNS運用、そして最近は主に早朝からの清掃など、想像以上に多様な業務を経験させていただいています。

新規オープン特有の活気に満ちた現場ですが、やはり一番印象に残るのは「現場の忙しさ」を肌で感じられることです。とはいえ、この忙しさは決して悪いものではなく、むしろ工夫や学びのきっかけがたくさん詰まっていると実感しています。

この4ヶ月を振り返りながら、あえて忙しさを三つの視点で整理すると、今後の対策も自然と見えてきました。

1.属人化をなくす

 新しい施設では、どうしても「○○さんしかわからない仕事」が生じがちです。そのまま放置すると、スタッフが交代しづらく、結果的にスケジュール調整が難しくなったり、作業に時間がかかってしまう場面が出てきます。

そこで、どなたでも業務を引き継げるように、マニュアル化を進めています。すでに全体のフォーマットは整っており、タオルの畳み方や巡回時の清掃方法など、具体的な手順を一つずつドキュメント化しているところです。

私が現場を離れたあとでも、スタッフ全員がこのフォーマットを使って必要なマニュアルを作成・更新していけるようにするのが目標です。

これにより、「一人にしかわからない仕事」を減らし、業務の負担を分散させると同時に、パート・アルバイトの方もマルチタスクで働きやすい環境を整えたいと考えています。

2.人員配置を見直す

 忙しい時間帯は、スタッフ全員が手分けをしてそれぞれの持ち場を回しています。しかし、よく見ると「ここはもう少し人を増やした方がいいかも」「あちらは一人でも十分回せそう」といった調整の余地が見えてくる瞬間があります。

私は現在クリーン業務が中心ですが、フロント経験を踏まえて、両者を連携させることでより効率的な作業配分や新しい動線を作れないか、いま試行錯誤をしているところです。実際に複数の持ち場を担当したことで持てるようになった視点です。

こうした人員配置の見直しは…

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