駐車場の一角に並ぶガチャガチャコーナーの様子

第2389号「ガチャガチャの魔法」(2024年4月4日配信)でこのテーマを取り上げてから1年半。
街を歩いていると、以前にも増してガチャを見かけるようになりました。

とあるJRの駅のホームでは、かつてNEWDAYSがあったと思われるスペースが、いまやガチャがずらりと並ぶコーナーに。
Suicaなどのキャッシュレス対応マシンが並び、電車待ちのお子さん連れが楽しそうに回していました。

また、先週末初めて訪れた千葉県の「楽天地天然温泉 法典の湯」さんでは、屋外駐車場の一角に広々としたガチャコーナーが設けられていました。

かつては屋内の片隅に置かれていたガチャが、いまや土地活用の一形態として広がっているように感じます。

調べてみると、この流れは「第5次ガチャブーム」と呼ばれており、2020年頃からコロナ禍をきっかけに始まったそうです。

非接触で気軽に楽しめる仕組みとして再評価され、大人層を中心に市場が拡大。
自分で選べない面白さが、逆に人の心をつかんでいるのかもしれません。

やはりガチャの魅力は、納得感のある遊び心にあると感じます。

どんな景品が出るか分からない偶然性の中に、人は自然と期待を抱き、たとえ高価な商品でなくても、自分で回すという行為そのものが満足を生み出すのだと思います。

実際にご支援先の施設では…


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