昨日、ご支援先の温浴施設で、保健所の立入検査に立ち会いました。
現場スタッフは日頃から清掃やメンテナンスに真面目に取り組んでおり、自信を持って検査官を迎え入れました。
その様子を見ていてふと、保健所の検査というのは「人間ドック」や「健康診断」によく似ていると感じました。
私たちは普段、「なんとなく調子がいい」「元気だ」という体感で生きています。
しかし、健康診断では血液検査の数値やレントゲン画像といった客観的なデータだけで判断されます。
そこには「元気なつもりです」という言い訳は通用しません。
今回の検査でも、まさにこの「現場の体感(主観)」と「保健所の基準(客観)」のズレが浮き彫りになりました。
たとえば、サウナ室の照明です。
昨今は没入感を高めるため、照明を落とすのがトレンドになっています。
現場としては「お客様にリラックスしていただくための演出」であり、実際に好評も得ています。
しかし検査官の視点は異なり…
注目の業界ニュース
【福島県内銭湯、物価高で入浴料値上げへ】
https://www.minpo.jp/news/detail/20251120128632/amp
物価高騰を受け、福島県の調査会は普通公衆浴場の入浴料を引き上げる方針を固めました。2018年から据え置かれている大人450円などの料金について、12月に具体的な改定幅が示される見通しです。
県内の銭湯は最盛期の70店超から現在は6店にまで減少。各店は廃材を燃料にするなどの経営努力を続けてきましたが、価格転嫁の遅れによる厳しい経営環境が改めて浮き彫りとなっています。







