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今日は 2022年3月8日です。
熱波師冷却
先日のJAPAN SHOP出展ブースめぐりの記事で、まだご紹介していなかった製品があります。
それは富士通ゼネラル社のウェアラブルエアコン「C?modo gear」。小型ペルチェ素子を内蔵し、バッテリーの電気+水冷式で頸周りを冷やし続けるというものです。
https://www.fujitsu-general.com/jp/products/neck-gear/
なぜこの製品に興味を持ったのかと言うと、自分の熱波師体験からです。
過去に運営現場で毎日タオルを振っていたことは何度か書いていますが、その時にサウナの熱さにやられてしまった経験があります。
汗のかき過ぎで全身に力が入らなくなる問題については、適切な水分塩分補給を行うことで防げるようになりましたが、それ以外にも脳の過熱によると思われる問題がありました。
当時はお洒落なサウナハットなどもなく、タオルで鉢巻をしたり、首にタオルを巻いたりしていましたが、体調やサウナ室の温度によっては、ロウリュをやっている途中で呂律が回らなくなったり、何を喋っていたのか分からなくなってしまうことがあったのです。
得意のロングトークは熱に弱かったのです。
熱波師はサウナ室内で常に立っていますので、頭部は高い位置にあり、相当な高温にさらされています。長時間の頭部過熱は非常に危険であるということを身をもって体験しているので、何か対策が必要と思っておりました。
その後サウナハット着用が普及しましたので、熱波師の頭部過熱問題は改善したと思いますが、もっと積極的に冷やすことができたらさらに良いと思っていたのです。
C?modo gearを実際に触ってみたところ、冷却部がかなり冷たくなっていたので、これは熱波師向きかも、と思っていろいろ質問したところ、ペルチェ素子は35度の環境から熱を移動させて25度に冷やすことはできるが、90度を25度にはできない。冷やしても80度では意味がないのでは?と言われてしまいました。確かにその通りかも知れません。
さらにまだ製品価格が高く、試験的に建設現場などの法人を対象に一括レンタルをしている段階で、熱波師個人が購入できるようなものでもなさそうです。
うーん、残念!ということでご紹介しなかったのですが、考えてみれば頸周りを冷やす方法は他にもありそうです。10分間くらいであれば、保冷材や氷のうなどでもできそうな気がします。
また…
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