さて、前回月別新規開業件数がペースダウンしているということを書きましたが、これからはどうなっていくのでしょうか。
今後はさらに減少し、やがてサウナマーケットの発展拡大がストップしてしまうのでしょうか。
未来がどうなるかということは、政治経済や天変地異、技術開発までいろいろな要因がからんで変化するので、簡単に予測できることではありませんが、いま温浴施設の経営コンサルティングをしながら肌で感じているのは、最近の新規開業は資金力のある企業が取り組む大型案件と、新規参入のチャレンジャーによる投資を抑えた小規模施設の開発という二極化が起きているということです。
この背景には建築工事費の高騰という厳しい現実があります。特に設備を詰め込んだスーパー銭湯のような中規模施設の開発は坪単価が高くなり過ぎて、投資回収が難しくなっていると感じます。多額の投資が必要な大型案件ばかりになってくると、新規開業件数は大幅に減ることになるでしょう。
一方でチャレンジャーによる小規模施設の開業が続くなら、オープン件数も高水準が続くことになります。前回書いたようにサウナブームの勢いだけでオープンしようとするフェイズはもう過ぎたと思いますので、これからはいくつかの成功モデルに倣った開発が増えていくのではないかと想像しています。
もうひとつ注目しているのは…
注目の業界ニュース
【老舗銭湯が商業施設「ハラカド」と描く、まちづくりと銭湯の新たな可能性】
https://www.excite.co.jp/news/article/Suumo_212614/
2024年4月、原宿の商業施設「ハラカド」内に開業した高円寺の老舗銭湯「小杉湯」のその後を追ったレポート記事。
ファッションの聖地・原宿で「商業施設×銭湯」という異色のコラボがどのように機能し、地域コミュニティを形成しているかを解説しています。
地域店舗とのスタンプラリーやクリエイター連携など、入浴機能を超えた「街のハブ」としての取り組みが紹介されています。







