洗濯ばさみで吊るされたカラフルなカードに「BRAND」の文字が並ぶ画像

ある温浴施設で、運営の総点検と再構築を急ピッチで進めているのですが、あらためて「絶対に約束を守る」という意識がいかに大切かということを感じています。

約束というのは、運営上の決め事やスタッフの勤務に関する社内ルールもそうなのですが、何より温浴施設においてはお客様との約束を守りきる姿勢を持たなければなりません。

支払う入館料に対して、どのような環境やサービスが提供されるのか。

営業時間は何時から何時なのか。

他の施設との違いは何なのか。

法令は遵守されているのか。

こうした当たり前の約束事がきちんと守られ続けているという前提があって初めてお客様は来館してくれるのであり、その前提が揺らいでいたら、話にならないのです。

さらに、顧客に対して「ここに来れば、こういう体験ができる」「この施設には、こういう信頼がある」といった宣言をすることでその店への独自の期待(ブランドイメージ)を形づくることができます。この宣言は「ブランドの約束」とも言えますが、これが守られているからこそ、顧客はリピーターとなり、信頼と愛着を持って施設を選び続けてくれるのです。

温浴施設は単に「湯水」を売る商売ではなく…


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定山渓の老舗宿「鹿の湯」が、温冷・温温・冷冷の3種の交代浴を紹介する特設サイトを公開。湯温や入り方の違いを丁寧に解説し、入浴前から体験のイメージが膨らみます。
単なる設備紹介にとどまらず、具体的な利用シーンを提示することで、滞在時の過ごし方を自然に想像させる内容となっています。

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