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先駆者は儲かるのだろうか
「普及学」や「イノベーター理論」といわれる考え方があります。アメリカの社会学者エヴェリット・ロジャースが1962年の書籍『Diffusion of Innovation』で提唱したもので、聞いたことがある人もいるかも知れません。
この理論は、新しいアイデアや技術がどのように社会に普及していくのかを調べたもので、普及プロセスのどの段階で採用するかをそれぞれ
・イノベーター(Innovators:革新者)、全体の2.5%
・アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)、全体の13.5%
・アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)、全体の34.0%
・レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)、全体の34.0%
・ラガード(Laggards:遅滞者)」全体の16.0%
という5つのカテゴリに分けた興味深い研究です。
どうしてこのようなことを書いているかと言うと、先日の100事例セミナー
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で、まだ温浴業界に拡がっていないような新しいアイデアや取り組みがいくつも登場したからです。
安定的に成果が出るかどうかまだ分からない、誰かが結果を保証してくれるわけでもないような取り組みに、いち早く手を出すべきなのかどうか?
よし、チャレンジしてみよう!と思う時もあれば、うまく行くイメージが湧かないのでやめておこう、と思う時もあるでしょう。
ビジネスをしていく上で、いつもこの判断を避けてばかりというわけにはいきません。判断を避けるということは当面行動しないので、やめておこうという判断と同じことです。いつも新しいチャレンジを避けているだけだと、時流に立ち遅れたり、常にレッドオーシャンの競争の中にいることが多くなってしまうため、成功をおさめるのは難しくなります。
時には新しいことに先駆者としてチャレンジすることも必要であり、経営は大胆さと慎重さを併せ持つバランスが大切と言えます。
ということで、実際に温浴業界において、「先駆者たちはどうなったのか?」を追跡してみましょう。
まず、例としてとりあげたいのが…
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