メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」は、温浴ビジネスに役立つ記事とニュースを毎日お届けいたします!✉https://aqutpas.co.jp/mailmagazine/
自家製芳香液の実験(3)
サウナストーンに水を掛けてロウリュをする際には、蒸気浴だけでなく香りも同時に楽しむことができます。
ロウリュ用の水に芳香を加えるには、アロマのエッセンシャルオイルや、それをロウリュ用に希釈したアロマオイルを垂らして使う方法が一般的です。
元々エッセンシャルオイルは天然の植物由来で、アロマテラピーやアロマトリートメントに使われることを想定した商品ですので、基本的に人体に対して安全です。ただし、精油は少量でも高価なので、使用量の加減が難しいところです。
またアロマ成分の抽出や希釈のためにアルコールが使用されていることがあり、高温のストーブに使用すると場合によっては発火してしまう危険性もあります。
そのようなリスクに対して、あらかじめ人体への影響や発火リスクを考慮して作られたロウリュ専用の芳香液があります。以前、ドイツのサウナ協会では、ロウリュ(アウフグース)での使用に適した芳香液の認証を行っているということを聞きました。
グループ会社の浴場市場で取り扱っているロウリュ用アロマオイルや芳香液の種類を確認したところ、現時点でなんと144アイテムもあるようです。
https://www.yokujoichiba.jp/view/category/ct84
ここで販売されているものはすべてサウナでの使用を前提に作られた製品なので安心ですが、世の中にはもっといろいろな香料やアロマ製品があります。そして一部の合成香料は非常に低価格です。
天然植物由来なのか、合成された人工的な香料なのかということでその安全性を区別することはできませんが、前述のように人体への影響や発火の危険性を考えると、コストを抑えたいからと言って、安全性が確認できていない製品の安易な使用は避けるべきでしょう。
…と、前置きが長くなりましたが、安全性と経済性を両立させながらサウナで香りを楽しむために、自家製芳香液を作るのは良いアイデアだと考えています。それは…
この記事は会員限定公開です。完全版をお楽しみいただくには、会員登録が必要です。
有料メールマガジン
「日刊アクトパスNEWS」
毎日、最新情報をお届けします。温浴業界の最新トレンドや成功事例をいち早く手に入れましょう!
以下の方に特にオススメです↓
- 温浴施設や大浴場を持つ施設を経営されている方
- 温浴施設の開業準備段階の方
- 温浴関連事業での起業を検討されている方
- サウナや銭湯の経営・運営に少しでもご興味がある方
- 温浴ファンとして業界や施設の裏側まで知り尽くしたい方
注目の業界ニュース
【建築費が約3割上昇、人手不足で人件費も徐々にアップへ】
https://www.fnn.jp/articles/-/705529?display=full
コロナ後の建築費は資材価格と人件費の上昇で約3割アップしていて、今後さらに上昇の可能性があるとのこと。
建築費高騰の流れは、まだまだ続きそうです。
★「温浴施設開発&管理・運営計画資料集」
混迷する温浴マーケットを生き抜くための要諦―
運営を重視した適正な施設計画、いま求められる提供機能・サービスを徹底解説!
https://aqutpas.co.jp/onyokushisetsukaihatsuandkanriuneikeikakushiryou/
★「温浴百科2020」
本メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」の2019年1月から2019年12月末までに配信された記事を抜粋し、加筆修正した上でテーマごとに読みやすく再編集!
https://t-mp.net/aqutpas/subscribe/onyoku-hyakka2020
★「温浴施設のための成功モデル100事例セミナー 2023」
1999年からアクトパス代表の望月が企画し、延べ1,200人以上の方々に受講されてきた人気セミナーの動画(2023年9月収録)を配信開始。
温浴施設が低予算で実行可能な成功ノウハウを厳選して全国から「100事例」紹介。その情報量と鮮度は圧倒的!
https://aqutpas.co.jp/100jirei2023/
★「温浴施設データファイル2024」
アクトパス代表・望月が第1章を執筆。全国の温浴施設を対象に行った独自調査を基に、124施設の経営実態を一挙掲載し、Excelデータを収録。最新の定量指標と定性情報を網羅!
https://aqutpas.co.jp/datafile2024/