「アクトパスクラブ」会員の皆様、
今日は 2023年3月14日です。
注目の業界ニュース
【温泉ボッチャ】
https://halftime-media.com/interviews/onsen-boccia/
静岡県伊東市が、パラスポーツ「ボッチャ」の温泉旅館での普及を目指して邁進中。
老若男女が集まる日帰り温浴施設での余暇時間の消費方法としても、誰でも気軽に楽しめるパラスポーツは一つの選択肢になるかもしれません。
源泉データベース
弊社若手社員のハラダさんとは、よく一緒に温浴施設の調査に行くのですが、ロッカー数や浴室面積、サウナ収容人数など必死に調査している彼をつかまえて、温泉分析表が掲示してあるところの前に連れて行って尋ねます。
「この源泉、どう思う？」
そんなことを聞かれても、答えようがないのは分かっているのですが、これは情報量の多い温泉分析表の中から、特徴的な数値を見つける訓練なのです。
たくさんの分析表を眺めているうちに、例えばpH2以下やpH10以上がどれくらいレアな源泉なのか、いずれ感覚的に分かるようになってきます。
pHだけでなく、温度、湯量、成分も含めて、できるだけ多くの分析表を見ることで、その源泉の特徴が分かるようになって欲しいのです。それが温浴コンサルタントとして必要な能力のひとつだからです。
なぜそのような能力が必要なのかというと、ほとんどの温浴施設では自らの源泉の特徴を客観的に理解できていません。掘削時の成分分析で、泉質名や湧出量・温度などは知っていても、その数値がどのような意味を持つのかは意外と知らないのです。
アルカリ性単純泉、湧出温度45度、毎分100L…そんなデータを見せられただけでは、その意味は分かりません。
例えば、アルカリ性の泉質の場合、pHが8になると…
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