温泉に浸かる猿

「アクトパスクラブ」会員の皆様、今日は2022年10月3日です。

注目の業界ニュース

【源泉のお湯をホテルまでデリバリー「源泉足湯デリバリーサービス」】
https://newscast.jp/news/3163587
星野リゾートさんの「足湯デリバリーサービス」に関する記事です。
寒い季節に足湯に浸かりながらの仕事は捗りそうですね!お酒はいつもよりも早く回ってしまいそうですが…(笑)

実体験と歴史

 何かに注目が高まっている時、それに対する否定的な発信も世間の注目を集めることができます。

いわゆる、ネガティブキャンペーンです。

先日も、yahoo!ニュースにサウナに関するネガティブな記事が流れていました。

疲労の専門家とされる医師が、

「快感あっても頭と体は疲れるだけ」

「高温の空間で大量に汗をかくため、脱水症状や熱中症をおこしやすくなります。脳温度が上昇し自律神経がオーバーヒートすると、血圧や心拍、体温などの調節機能が低下し、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが生じます。そんな状態で水風呂に入ることは、心臓発作のリスクをさらに高めることになります」

「サウナは百害あって一利なし……せめて一利ならあるかもしれない、というくらいの認識です」

と、サウナのリスクを語る挑発的な内容が続きます。しかも関連記事の欄には、

「汗にデトックス効果なし サウナ協会の反論は?」

という過去の記事へのリンクまでありました。

ブームがくればアンチも登場するのは世の常ですから、気持ちとしてはスルーすればよいことなのですが、記事を読んだ人の中には本気で「サウナはアブナイ」「効果ないらしい」と思ってしまう人もいることでしょう。

一人でも多くの人に温浴の素晴らしさに気づいてもらい、健康で幸福な人生を送るために役立てて欲しいと願っているわたしとしては、ネガティブ・キャンペーンを鵜呑みにして欲しくはありません。

かといって、盲目的な温浴の信者になって欲しいわけでもありません。
源泉かけ流し信仰や、ととのえないとサウナじゃないといった考え方は、理屈に振り回される頭でっかちという意味では五十歩百歩だと思います。

サウナ開業塾の塾生には、なぜか医師や看護師などの医療関係の方が毎回いらっしゃるのですが、温浴の効果に関する医学的な研究アプローチは専門の方々にぜひお願いしたいところです。

逆に医学的な専門知識を持たない温浴施設が伝えていって欲しいのは…

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