株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「省エネ」の記事一覧

地球環境と温浴ビジネス

10年後の温浴ビジネス(7)

こうなってくると、今後はランニングコストを劇的に抑制することを前提に、高騰と言われるイニシャルコストはさらに費用をかけても採算が合うように変わっていくのではないか、と想像しています。 建築コストで言えば坪単価250万円、300万円、350万円…。温浴施設はそれでも採算がとれるビジネスに変わっていく。そんな時代が来るのは遠い未来のことではないのかも知れません。
N字成長戦略

お伝えしきれなかったこと

エネルギーコストがこの1年で2倍近くにまで高騰していることを考えれば、この先さらに上がってしまう可能性も当然あると考える必要があります。 いつ工事に踏み切るかは補助金のタイミングも見ながら、ということになるかと思いますが、いつでも実施できる手前の段階まで、計画を煮詰めておくべきなのは今だと考えています。もっと値上がりしてしまってから慌てるのでは遅いのです。
水風呂

夏の不感温度浴と水風呂化

夏だけでも露天に冷鉱泉水風呂があれば、水風呂渋滞の解消に一役買ってくれることになるでしょう。 しかもその浴槽に関して燃料消費はゼロになります。不感温度でぬる湯にするのも省エネになりますが、水風呂化すればゼロですから効果絶大です。 猛暑が続く時などは、通常お湯にしている浴槽の水風呂化はサウナファン注目のイベントにもなるでしょう。
ミストシャワーヘッド

いろはの”い”

節水型に交換する時に実験したのですが、節水効果は約30%。といっても使用感はケチ臭いわけではなく、水流は勢いがあり、ストップボタン付きでミストシャワーにも切り替えられるなどなかなか高性能だったのです。
SDGs

温浴施設は持続可能-4

前号の記事で、──事業活動で儲けを生み出し、その余力で環境対策をしたり、社会貢献活動に寄付すれば良いということではなく、事業活動そのものが環境を良くしたり社会貢献につながるようにすることが大切──と書きましたが、なぜそのように考えるのかと言えば、それが弊社のクライアント企業の発展、延いては温浴ビジネス全体の存続に直結しているからです。
最終処分場の残余年数推移

温浴施設は持続可能-3

20世紀が終わろうとしている頃、コンサルタント会社の中堅社員となった私は、器用にどんな仕事でもこなすシンクタンクの研究者的なスタイルで行くのか、それとも温浴ビジネスに特化した専門コンサルタントになるのか、まだ揺れ動いていた時期でした。 その頃、社団法人全国防水工事業協会というニッチな業界団体さんから「産業廃棄物処理問題に関するビジョン策定」というプロジェクトを請け負うことになりました。そんなご相談が次々舞い込んでくるのが総合研究所という職場なのです。
有馬温泉太閤の湯のサウナ室

独占か共有か

「ロハス」という言葉を見聞きしたことがあるかと思います。ロハスとは、LOHAS/Life Of Health And Sustainableの頭文字をとったもので、1990年代にアメリカで生まれた概念です。 日本でも2000年代初頭から注目されはじめ、エコロジーやスローライフといった意識を包括的に表現する新しい言葉として広がりを見せました。
温浴施設の機械室

温浴施設は持続可能

平穏な日常というのは簡単に消し飛んでしまうものだとつくづく思います。 天変地異、疫病、戦争。人類の歴史は平常時と非常時の繰り返しです。いつ何時非常時となるかも知れないということを前提に、それに負けない強さを身につけていくしかないのでしょう。 ウクライナの緊張から、当面予想される影響として、物価の上昇、特にエネルギーコストの増加が懸念されます。

露天風呂は水です

昨日から調査で東北地方に来ているのですが、ある温浴施設の店頭に私の既成概念をぶち壊すPOPが貼ってありました。 「露天風呂は水です。」 は??? 今年は大雪で、周囲は一面の銀世界。そんな寒い時に露天風呂が水ってどういうこと?と混乱しました。