株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「人材育成」の記事一覧

初日の出とともに輝く2025年の富士山と初詣の人々

温浴ビジネス年頭所感2025(3)

2025年の温浴ビジネスを展望する上で、「付帯部門の伸張」「お湯とサウナの技術進化」に続き、大きな鍵となるのは「人」です。どれだけ市場に追い風が吹き、ハードやソフトが進歩しようとも、実際に改善を実行して成果を生み出すのは現場の人材。独創性や柔軟な決断力、スピードを発揮できる企業体質を育てることが、温浴施設の成長や再生に不可欠です。マーケットはまだ伸びしろがありますが、「人」で差がつく時代が来ているという危機感を共有し、共に成長を実感できる年にしたいものです。
海越しに望む富士山の絶景

温浴業界の2024年を振り返る(4)

2024年の温浴業界の動きを振り返ると、サウナブームの継続や防災への意識向上、施設数・新規参入の増加、そしてDX化・人材面での変化が顕著でした。特にサウナ強化やローコスト対策などの2極化が進む一方で、AI活用を含むIT化やクラウド化が急速に進展。優秀な若い人材の参入も増え、市場規模だけでなく「人」の面でも業界の可能性が広がっています。2025年以降も、温浴業界のさらなる進化が期待されるところです。
白い背景に3人の女性がテーブルを囲み、会話やアイデア交換をしている様子を描いたシンプルなイラスト。

素直じゃないと損をする

オンライン学習を通じて、他者からの耳の痛いアドバイスを素直に受け入れることの重要性を再認識しました。年齢や経験に関係なく、アドバイスを受け入れない人は成長の機会を逃し、周囲からのサポートも減少してしまいます。ビジネスにおいては、素直に意見を取り入れ変革していくことが、個人や企業の成長に不可欠です。
青い海に浮かぶ3隻のヨットが、風を受けて帆を広げ進んでいる様子。

繁盛店こそチャレンジ

業績が好調な温浴施設であっても、新たなチャレンジが必要であると提言しています。混雑による顧客離れや、新規客開拓に偏る現状を指摘し、料金の見直しや付帯収入の向上、ロイヤルカスタマーの育成など、難易度の高い取り組みを行うべきと述べています。繁盛店が新しい世界を切り開くことで、業界全体の進化につながると考えています。
水面に落ちる水滴が作り出した波紋のイメージ

実録・温浴事業再生の現場から(7)

長期間業績が低迷している温浴施設の再生には、全てを一気に改善するのは難しいものです。しかし、好転し始めた部分を見逃さず、さらに伸ばすことで小さな成功体験が全体に広がります。この「長所進展法」という考え方は、現場で働く人の心に焦点を当てた経営改善手法であり、温浴事業の決め手は結局「人」であると強調しています。
温浴施設の機械室に設置されたポンプと配管

実録・温浴事業再生の現場から(5)

温浴施設の事業再生の現場から、赤字体質と組織の問題について語ります。節水シャワーヘッドの導入を提案しても動かない支配人や、情報を共有せずに「聖域」を作る組織の問題点を指摘。改善を阻む要因となるこれらの課題を乗り越える重要性を説きます。
スタッフ

人手不足を嘆く前に

人手不足に悩む温浴施設では、パートスタッフを一人の人間として尊重することが重要です。厳しさと人間性を両立させ、良い形でスタッフを送り出すことで、退職後の彼らやその周囲が顧客になる可能性もあります。悪い評判が広がる前に、適切な対応が求められます。
スターか組織か

スターか組織か

ビジネスとしての四季は素晴らしいけれど、やはりスターがいる舞台というのは輝きが違います。温浴施設やそのスタッフさんにも当てはまり、個性を前に出してお客様に顔と名前を覚えていただけるような動きを重んじることも大切です。人材のキラリと光るところを見つけ、スターに育て上げることが重要です。

新・サウナ開業塾 お問合(zoom面談)