株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「ロウリュ」の記事一覧

熱波師の仕事の流儀

熱波甲子園2023春(1)

温浴業界のイベントにはいろいろとお邪魔しているのですが、今回初めて「熱波甲子園2023春」の審査員長という大役を仰せつかり、5月15日に会場のファンタジースパおふろの国に行ってまいりました。
オスパー熱波イベント20230513

まだわずか6%

いまサウナイキタイでアウフグース(ロウリュサービス)が体験できる施設を検索すると、全国で689件。サウナイキタイに登録さている全国のサウナ施設のうち、たったの6%に過ぎません。 ここに目を向ける施設が増えることで、日本のサウナマーケットはまだまだ成長できる余地を残していることが分かります。
ラドルDIY

ロウリュ用ラドルを自作してみた

ラドルの柄としては細いので、持ち手の部分に穴あきの木管をかぶせて、抜けないよう木工用ボンドで接着。最後にアクトパスのシールを貼って完成。製作時間15分くらいでした。 輸入品のラドルは高いので、何とか国産化できないかと昔からずっと思っていたのですが、あっけなく自作できてしまい拍子抜けしましたが、なかなか良い出来栄えです。
グリーンサウナ

永続とは変わり続けること

単なる成長ではなくて、昆虫が卵から幼虫、さなぎ、成虫と大きく姿を変えていく様を「蛻変」と言うのですが、いまキッチンみどり蒸しとなっているのはまさに税変。グリーンサウナが時間をかけて変化していく過程のひとつで、やがてまた生まれ変わったように違う姿を見せてくれるのかも知れないと思うのです。
aroma

アロマ格差

販売しているところでも合成と精油の区別がついていないケースがあるのでご注意を。ちなみに、100均で100円で売っているものは確実に精油ではありません。 お客様の方がわかっていて、知らないのは施設側だけ…とならないよう、ご購入の際はお気をつけください。
アウフギーサー望月義尚

社内熱波師の育成(3)

クラシックアウフグースとは、アウフギーサー(熱波師)が自らのパフォーマンスを見せてお客さまを楽しませることではなく、サウナ室環境に合わせた最適な蒸気浴体験を、安全快適に提供することが目的です。
望月熱波師

早朝のサウナにて

これまで、温浴施設の熱波イベント(アウフグース・ロウリュのサービス)は基本的に無料で行われてきました。有料化の動きは徐々に出てきていますが、まだ通常営業中の有料熱波が完全に定着している施設はなさそうです。
伝説の熱波師ロングトーク望月のタオル回し

社内熱波師の育成(2)

多彩なタオル技術、音楽や小道具を使ったエンターテイメント性の高い演出などは「ショーアウフグース」と言って、施設が日常的に高頻度で開催するロウリュサービス(熱波イベント)とは別の世界です。
food snow wood couple

社内熱波師の育成

先先日のサウナ開業塾で、熱波師育成について少しお話ししたのですが、この件を短い言葉でお伝えするのは難しかったので、この場を借りて補完しておきます。 まず、なぜ自社スタッフを熱波師に育成しなければならないか。 ロウリュをすることによる、サウナの満足度アップの効果は絶大です。 しかし、自店のお客さまをサウナファンにして、リピーターになってもらうためには、単発のイベントだけでは大きな効果は期待できません。 継続的に高頻度に開催し、その施設に行けば確実にロウリュを楽しめるという状態にするためには、外部から熱波師を招聘しているだけでは不可能ですので、社内に複数の熱波師を育成しなければならないのです。 熱波イベントは大変だから、最近流行りのセルフロウリュにすればいいんじゃない?と思うかもしれませんが、セルフの方がさらに難易度は高くなります。 加熱したサウナストーンに水をかける行為について、ほとんど知見を持たない素人にセルフロウリュをさせるのは大変危険なことなのです。 私が長年お勧めしてきても、セルフロウリュ化を躊躇する温浴施設が多かったのは、皆さんそれだけ難しいということが分かっているからです。