「リスクマネジメント」の記事一覧
岩盤浴とサウナ市場の考察
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岩盤浴ブームとサウナブームには共通するところも相違点もありますが、岩盤浴には業界団体どころかコンサルタントすら存在せず、マスコミとメーカー側(施工、設備、設計)が煽るままに、ブームにまかせて一気に成長し過ぎてしまったところがありました。
法律や技術、情報などの整備がまったく追い付いておらず、それがバッシングを受けて一気に失速する脇の甘さにつながったと思います。
ストップ!脱法サウナ
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ご相談内容を聞くと、これまで民泊で運用していた空き物件を、補助金を活用してサウナ付きレンタルスペースに改装したいというお考えでした。
レンタルオフィスの場合は完全に無人のオペレーションが可能ということは自分の利用体験から理解していましたので、「サウナも無人で運用するつもりなのですか?」と訊ねると、どうやらそのようです。
法的な要件などを気にされていたのですが、「法律以前に、それはやらない方がいいです」とお伝えしました。
サウナ利用後の清掃やリネン交換などの衛生管理、火災リスク、そして利用者の体調不良などに対して、無人オペレーションはあまりにも危険だからです。
温浴施設は持続可能-5
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水道水を使うとしても高温の温泉と熱交換すれは、ボイラーは不要か、わずかな追い焚きで済むはずです。浴槽の湯を温度調整するためのチラーは不要。
もっと単純な仕組みで設備が簡略化できたはずですし、チラーの電気代やボイラーの燃料代も本来必要ないのです。
同じ轍を踏みたくない
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兵庫県神戸市の温泉宿泊施設でレジオネラ菌感染事故が起きました。
過去の経験則では、このような事故が起きると、その地域では温浴施設に対する不安心理が拡がり、顕著に入浴者数が減少してしまいます。元の水準まで回復するには長い時間がかかります。
コロナ禍で苦戦している温浴業界にとって、このような形でさらに消費が減速してしまうのは何とも残念なことです
社内熱波師の育成
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先先日のサウナ開業塾で、熱波師育成について少しお話ししたのですが、この件を短い言葉でお伝えするのは難しかったので、この場を借りて補完しておきます。
まず、なぜ自社スタッフを熱波師に育成しなければならないか。
ロウリュをすることによる、サウナの満足度アップの効果は絶大です。
しかし、自店のお客さまをサウナファンにして、リピーターになってもらうためには、単発のイベントだけでは大きな効果は期待できません。
継続的に高頻度に開催し、その施設に行けば確実にロウリュを楽しめるという状態にするためには、外部から熱波師を招聘しているだけでは不可能ですので、社内に複数の熱波師を育成しなければならないのです。
熱波イベントは大変だから、最近流行りのセルフロウリュにすればいいんじゃない?と思うかもしれませんが、セルフの方がさらに難易度は高くなります。
加熱したサウナストーンに水をかける行為について、ほとんど知見を持たない素人にセルフロウリュをさせるのは大変危険なことなのです。
私が長年お勧めしてきても、セルフロウリュ化を躊躇する温浴施設が多かったのは、皆さんそれだけ難しいということが分かっているからです。

