株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「物価上昇」の記事一覧

銭湯値上げがもたらす変化

銭湯値上げがもたらす変化

昨年の暮れに、自分が住む神奈川県の公衆浴場入浴料金が30円引き上げられて530円に改定されました。 東京都や大阪府でも520円ですから、今のところ全国一銭湯料金が高い県になってしまいましたが、これは一時的なことで、やがて他県も段々と値上げしていくことでしょう。
薪ボイラーの薪

値上げ不可避

企業体力が残っているうちに取り組まないと、ストレスを乗り越えることができず、手も足も出なくなってしまうのです。 もし「いずれは値上げするかも知れないけどギリギリまで我慢しよう」と考えているとしたら、それは危険な判断かも知れません。
white ceramic bathtub beside clear glass wall

悩みは一緒

仮に一時的に客数が減少することになっても、集客は努力で再び盛り返す余地があります。しかし、燃料や仕入れ価格が上昇していくら集客しても利益が残らない状況は、努力でカバーすることはできません。 市場の価格調整メカニズムというのは複雑ですが、今の物価上昇トレンドは誰が見ても明らかですから、ここは迷うところではないと思います。
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歴史の転換点

建築コスト高騰の要因は複合的ですので、今後どうなっていくのか単純には予測がつきませんが、上昇傾向や高止まりが続くとすれば、2022年は温浴業界の歴史の転換点と言われるようになるのではないでしょうか。
消費者態度指数202205

消費者態度指数速報

2020年春のコロナショック以来、何度となくお知らせしてきた消費者態度指数。 最近はコロナ報道の過熱ぶりもかなり沈静化してきたように思えるので、今はどうなっているのか、久しぶりにチェックしてみました。 2020年にはリーマンショック以上の急落を示していたのですが、その後アップダウンを繰り返しながらも2021年は回復傾向となり、2021年終盤にはコロナ前の水準まで戻りそうなところまで来ていました。
太閤の湯

インフレと時流適応

1962年のオープン当時と現在とを比較すると、消費者物価指数は約5倍に上昇しているのですが、太閤の湯の一般大人平日入館料、いわゆる正規料金は現在2,650円。約14倍になっています。
桜2022年

陰極まれば陽

今日から新年度です。決算時期は会社によってそれぞれですが、学校や役所は年度替わりですから大きな節目となりますし、新入社員を迎える企業も多いでしょう。 弊社は3月決算なので、実質的にも年度替わりとなります。今日は入社式と新年度経営方針会議を行う予定です。 皆さまの会社では、どんな気持ちで新年度を迎えられるのでしょうか。
ガスCIF価格推移

1年後に見る景色

昨年から大手電力・ガス会社で値上げの発表が相次いでいます。 レギュラーガソリンの全国平均価格は、2021年4月に139円/Lだったのが、2022年3月現在163円/L。 輸入ガスのCIF価格(輸送による運賃や保険料、為替変動を組み込んだ実質的な価格)はこの1年間で2倍近くにも跳ね上がっています。日本の電力供給は天然ガスによる火力発電が主力ですから、発電コストも上昇を抑えることができません。 消費者としてもエネルギーコストの高騰が家計を直撃しているのを実感するところですが、ウクライナを巡るロシアと欧米との対立が続いていることから、今後ますますエネルギー供給が懸念される情勢となっています。