
「熱波」の記事一覧

熱波甲子園2023春(2)
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先日の熱波甲子園では、3時間におよぶ審査で21チームの熱波を受けたのですが、本当に目から鱗体験の連続でした。私もこれまで仰いできた人数や時間はかなりのものと自負していたのですが、私には到底思いつかなかったような創意工夫を次々と見せられて、すっかり感服せざるを得ませんでした。

熱波甲子園2023春(1)
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温浴業界のイベントにはいろいろとお邪魔しているのですが、今回初めて「熱波甲子園2023春」の審査員長という大役を仰せつかり、5月15日に会場のファンタジースパおふろの国に行ってまいりました。

社内熱波師の育成
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先先日のサウナ開業塾で、熱波師育成について少しお話ししたのですが、この件を短い言葉でお伝えするのは難しかったので、この場を借りて補完しておきます。
まず、なぜ自社スタッフを熱波師に育成しなければならないか。
ロウリュをすることによる、サウナの満足度アップの効果は絶大です。
しかし、自店のお客さまをサウナファンにして、リピーターになってもらうためには、単発のイベントだけでは大きな効果は期待できません。
継続的に高頻度に開催し、その施設に行けば確実にロウリュを楽しめるという状態にするためには、外部から熱波師を招聘しているだけでは不可能ですので、社内に複数の熱波師を育成しなければならないのです。
熱波イベントは大変だから、最近流行りのセルフロウリュにすればいいんじゃない?と思うかもしれませんが、セルフの方がさらに難易度は高くなります。
加熱したサウナストーンに水をかける行為について、ほとんど知見を持たない素人にセルフロウリュをさせるのは大変危険なことなのです。
私が長年お勧めしてきても、セルフロウリュ化を躊躇する温浴施設が多かったのは、皆さんそれだけ難しいということが分かっているからです。

教科書に書いてあることだけじゃ分からない(2)
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前回のサウナストーンが爆ぜる危険性の話と同じことなのですが、サウナ内で使用する芳香についても、法的規制や業界基準といったものは今のところ何もありません。
ヨーロッパでは、アロマセラピーに関する長い歴史の中で培われた知恵と経験があります。天然植物の成分だからと言って何を使っても良いわけではなく、一般的に注意が必要と言われている精油があります。