株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「サウナブーム」の記事一覧

アロマ・ロウリュ

教科書に書いてあることだけじゃ分からない(2)

前回のサウナストーンが爆ぜる危険性の話と同じことなのですが、サウナ内で使用する芳香についても、法的規制や業界基準といったものは今のところ何もありません。 ヨーロッパでは、アロマセラピーに関する長い歴史の中で培われた知恵と経験があります。天然植物の成分だからと言って何を使っても良いわけではなく、一般的に注意が必要と言われている精油があります。
熱岩石のデザイン

◆教科書に書いてあることだけじゃ分からない(1)

9年前(2013年)に開発した運搬式蒸気発生器「熱岩石」、ステンレスの鍋に石が入っているようなシンプルな構造ですが、今の形に落ち着くまでにはいろいろな試行錯誤がありました。 見た目がちょっとメトス社のikiストーブに似ていると思われた方もいらっしゃるかと思いますが、あれはデザイン的なオマージュというわけではありません。
スパプラザの万華鏡

感謝しかない

ニュージャパン/スパプラザの休憩ソファセットのところにいくつか、さりげなく置かれた万華鏡。 あれは中野憲一社長(当時)の趣味で、手作りの万華鏡なのですが、サウナ後のボーっとした状態であれを見ていると、まるで宇宙に引き込まれていくかのような、不思議な感覚になるのでした。
サウナ愛好家増減

サウナ愛好家減少とは?

先日、一般社団法人 日本サウナ・温冷浴総合研究所が2017年より続けている「日本におけるサウナ・温冷浴の実態調査」の結果がリリースされました。 タイトルは衝撃的で、「サウナ愛好者人口、調査開始以来『初の大幅減』で1000万人減少。都市部は堅調なものの、地方での減が顕著に」と書かれています。
サウナ温度計

熱波師冷却

熱波師はサウナ室内で常に立っていますので、頭部は高い位置にあり、相当な高温にさらされています。長時間の頭部過熱は非常に危険であるということを身をもって体験しているので、何か対策が必要と思っておりました。 その後サウナハット着用が普及しましたので、熱波師の頭部過熱問題は改善したと思いますが、もっと積極的に冷やすことができたらさらに良いと思っていたのです。
カラオケボックス

カラオケボックスに思う個室サウナの行方

神楽坂のソロサウナtuneを皮切りに、個室サウナが次々に登場していることは皆様もご存じかと思います。 コロナ禍で密を回避したいというニーズも相まって人気となったtuneの内容や料金を参考に、追随する個室サウナが工夫を凝らしていることが見て取れます。 そんな中で思い起こされるのが、90年半ばのカラオケボックスブームです。
有馬温泉太閤の湯のサウナ室

独占か共有か

「ロハス」という言葉を見聞きしたことがあるかと思います。ロハスとは、LOHAS/Life Of Health And Sustainableの頭文字をとったもので、1990年代にアメリカで生まれた概念です。 日本でも2000年代初頭から注目されはじめ、エコロジーやスローライフといった意識を包括的に表現する新しい言葉として広がりを見せました。
温浴ビジネス展示会

この先に何があるのか

明日からJAPAN SHOP2022に出展します。今日はその準備でまた東京ビッグサイトです。 JAPAN SHOPというのは日本経済新聞社が主催する店舗総合見本市。店舗や施設の空間デザイン・ディスプレーに関連する製品・素材、サービス等を紹介する一大展示会です。
サウナベンチ

サウナベンチの思い出(2)

たまたまニュージャパンサウナでベンチ板の素材や加工についての蘊蓄を聞かされていましたので、その意味を考えるようになっていましたが、かつてはそこに意識を向けている人は消費者にも施設経営者にもほとんどいませんでした。 板の加工ひとつのことであっても業者さんからすると余計な手間、コストでしかありませんでした。 板の面取りや角丸加工と同じような衝突は、他の現場でも多々ありました。
サウナベンチ

サウナベンチの思い出

2013年に北陸地方で、ある老朽化したビジネスホテルの大浴場改修のお手伝いをしました。 大浴場はビジネスホテルとしては規模が大きく、日帰り入浴にも一応対応していたのですが、周辺にはスーパー銭湯や天然温泉施設がいくつも存在しており、温浴施設としてはどう見ても4番店以下のポジション。 特徴といえば漢方薬湯と、ドライサウナとスチームサウナがあったことくらいでした。

新・サウナ開業塾 お問合(zoom面談)