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黙浴と交流浴
3月29日、2024シーズンのプロ野球が開幕。明治神宮球場にも野球ファン達の熱気が立ち込める中、そのすぐそばにオープンした「おふろの王様」を運営する東京建物グループさんが新しく手掛ける都市型スパブランド「TOTOPA」の第1号店、都立明治公園店に行ってきました。
約160cmの深い水風呂、浴室を囲むように所狭しと配置されたフランスの老舗メーカーLafuma製の休憩椅子、そして個性溢れる3つのサウナ。
サウナ室にはそれぞれ、「左」「右」「ナ」と名付けられており、全部合わせて「サウナ」が完成。「〇〇式サウナ」などの特徴を示す表記は一切なく、「これまでの型に捉われないぞ！」という意思を強く感じ、噂通り、サウナ環境を尖らせ、磨き上げた施設だということが分かりました。
そんな個性溢れるTOTOPA 都立明治公園店さんから、今回取り上げるのは「黙浴」と「交流浴」の環境作りです。
「交流浴」は私の造語ですが、黙浴の対義語で「会話を楽しみながらの入浴」と捉えていただけますと幸いです。
皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後、浴室内での会話ルールについて、変更や緩和など試行錯誤されていることと思います。その中でも特にお客様がシビアになっているのがサウナ室でしょう。
パンデミックとサウナブームは重なりましたが、その時期からサウナへ通いはじめた方々にとっては、黙浴＝常識。「サウナ室内で喋るなんて言語道断！」と捉えている方も多い様子です。
黙浴ルール緩和のためにPOPを剥がしても中々伝わらず、黙浴派のお客様からクレームが入ってしまうというお声もよく耳にします。
そんな中、TOTOPAさんは…
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