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今日は 2022年2月2日です。
サウナ開業塾のお申込みを締め切ります
かねてよりご案内していたサウナ開業塾ですが、予想を上回るペースで入塾のお申込みをいただいております。
https://aqutpas.co.jp/sauna-kaigyo-juku/
2月8日(火)をお申込み締切日としていたのですが、塾として双方向コミュニケーションを取りたいと考えており、人数が多すぎるとフォローが行き届かなくなることから、予定を繰り上げて本日夜で今回は受付終了とさせていただきます。
ご希望が多ければ第2回目も開催したいと考えておりますが、どうしてもこのタイミングで受講したい!という方は本日中にお申込みください。
世界にひとつだけ
その昔、ニュージャパンサウナの幹部の方々と会議をしている時に、マッサージの話題になりました。
その幹部の人はいつも同じセラピストに揉んでもらっているとのことで、サウナのプロがお気に入りのセラピストはどれほどのゴッドハンドなのかと興味が湧き、ぜひ実際にその方の施術を受けてみたいとお願いして、会議の後にスパプラザで指名させてもらいました。
その結果、私が感じた率直な感想は「自分には合わない」ということでした。確かにしっかり揉んでくれたのですが、ちょっと強揉み過ぎたのか、こちらがリラックスできなかったのです。
プロが好む凄腕であっても、満足度という点では相性の方が重要度が高いということを知りました。
上手か下手かという単純な話ではなく、受け手がどう感じるかは人それぞれ。いろいろな要素が絡むので、一概に言えることではないのです。
これと同じことが、鉱泉や温泉にもあてはまると思います。
一部の温泉ファンは「源泉かけ流し至上主義」のようなところがあります。
しかし、「源泉かけ流し」にできるかどうかは、まずはそもそもの源泉能力によります。これは掘削に何億円かけようが、実際に湧出させてみなければ分かりません。
たとえ湯量と温度に恵まれた源泉を掘り当てても、保健所の指導で塩素を入れなければならなかったり、下水道料金が高いために、かけ流しで大量に排水したら莫大な下水道料金になってしまう場合もあります。
逆に源泉かけ流し方式にこだわるあまり、衛生状態が保てなくなることもあります。低料金でたくさんの入浴者を迎えるような施設では、入浴者数に対して湯の入れ替わりが追い付かず、どんどん汚れてしまう可能性もあるのです。
源泉にはそれぞれの湯量、温度、泉質があり、まったく同じ源泉はありません。世界にひとつだけです。
せっかくの温泉を、意図的に悪い状態で提供しようとする温泉経営者はいません。源泉能力、安全衛生、経済性、顧客満足度などのバランスを考えながら、最適な状態で湯を提供しようと皆が努力しているはずです。
そしてそれを選ぶのは入浴者です。自分の好みや体調、余暇時間やコスパなどを考えながら、自分自身が満足できる温泉を選べばそれで良いのであって、源泉かけ流しか否か、成分分析表の数値がどうであるかなどは、参考程度に見ればよいことだと思います。
一部のマスコミや温泉マニアが源泉かけ流し至上主義になってしまったのは、日本の学歴社会や偏差値至上主義に似ているようにも感じます。天然温泉か否か、源泉かけ流しか否かといったことで一括りにして、それ以外は価値が低いかのような扱いにするのはいただけません。
むしろ、源泉かけ流しでなくても、工夫を凝らして…
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