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サウナイキタイに見る新規施設の傾向(4)

前回までに、サ活数が多い人気店舗のポイントを以下の通りお伝えしました。

1)いかに差別化を図るか(ハード・ソフト共)

2)いかに積極的にオープン前の告知をするか

3)サ活を後押しするしかけがあるか

4)顧客満足度を追求する姿勢があるか

5)リピーター・常連客が毎回書きたくなるような変化があるか

今回は2)の続きです。

男性専用施設や男性優遇施設(女湯よりも大きかったり設備内容が良かったりする場合)に限ってのこととなりますが、もうひとつのクラファンの有効活用のポイントは、女性向けリターンを作ることです。

品川サウナの支援者は全体で1,925名でしたが、そのうち少なくとも424名は女性です。少なくとも、というのは、物販や鏡広告など、支援者の性別がわからないリターンがあるためで、上記の女性の人数は、男性は購入できないレディースデーのチケットをカウントしたものです。

性別が確認できる他の事例としては、少し前の話になりますが、神戸サウナのフィンランドサウナリニューアルのクラファンで、支援者905名中少なくとも女性が196名、こちらもレディースデーの入館や宿泊によるものです。

奇しくも、どちらも女性比率が全体の22%でした。
この一致はたまたまかもしれませんが、女性向けリターンをつくることで、そのくらいの支援が上乗せされる可能性が十分にあると思います。

以前、男性専用施設を計画している方から、「クラファン専門コンサルを紹介されたが頼んだ方が良いか?」とご質問をいただいた際に、即「不要」とお答えしたことがありました。なぜかというと、実績を見ても十分な金額を集められていなかった上に、女性向けリターンの提案がなかったからです。

クラファンのことは詳しくても、サウナマーケットのことはよく分かっていないでしょうから、表面的なアドバイスのみになってしまうかも知れません。外部に何かを依頼する際は、実績を良く確認することをお勧めいたします。

さて、オープン前の告知はもちろんクラファンだけではありません。プレスリリースや媒体広告など様々な取り組みが必要ですが、特に重要なのは

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