黒板に描かれた階段と右上を指す矢印をチョークで描く手

コンサルタントとして、ご支援先の売上が伸びている時は、それだけで心が満たされる思いがします。

今取り組んでいる方向性は間違っていない。

消費者からの支持が積み上がっている。

この努力の先には理念や事業目的の実現がある。

この事業は永続的に発展していける。

このように思えるかどうかは、現在進行形で売上が伸びているのか、そうでないのかの一点で決まると言えます。

逆に売上が伸び悩んだり落ち込んでいる時は、心が大きく乱されます。今やっていることは間違っているのではないか?無駄な努力なのではないか?このままではいずれ限界を迎えてしまう…こうした不安は経営に取り組む者にとっては大きなストレスでしょう。

「売上はすべてを癒す」という言葉は、元ダイエー創業者の中内功氏が残した名言として知られています。この言葉は、ビジネスの成功において売上がいかに重要かを端的に表したものですが、ダイエーが急成長を遂げていたのは1970年代から1980年代。それから半世紀たった今でも、やはりそれは真理であると実感しています。

一方で、売上至上主義に対する批判や懸念もあります。売上だけを追求することで、品質の低下や従業員の負担増、長期的な成長の犠牲といった問題が生じる可能性があるからです。それでも、中小企業が売上アップを重視することには、多くの意義があると考えます。

ひとつは…


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