海岸で初日の出を迎える人々 – 江ノ島と黄金の朝陽

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温浴ビジネス年頭所感2025(2)

今年の温浴ビジネスはどうなっていくのか?アクトパスが考える2025年、前回記事からの続きです。

3.付帯部門はこれから

 コロナ禍は集客だけでなく、客単価にも大きな影を落としました。さすがにソーシャルディスタンスや三密といった言葉はもう使われなくなりましたが、消費行動への影響はまだ残っており、入浴後に飲食やボディケアをしながら長時間滞在する利用者が減って、客単価が縮小したままという施設は少なくありません。

また、新たに獲得した若い男性客層はサウナでととのうことが主目的で、あまり付帯部門を利用してくれないようです。

しかし考えてみれば同じ人間なのですから、温浴の後は誰だって喉が渇き食欲が増しますし、身体を温めてリラックスした状態で受けるトリートメントが効果的であることも変わりません。

かつて全国各地にあった健康ランドは、入館料収入が総売上の4割(付帯収入6割)、飲食は入館料と同等レベルの売上でした。それが温浴施設利用者本来の消費ポテンシャルなのです。入浴メインで短時間利用者が多いスーパー銭湯ですら、入館料売上の半分くらいの飲食売上は普通にありました。

あらためて習慣づけてもらうことにはちょっとひと手間必要かも知れませんが、元来そうであったということを思い出せば、諦める必要はどこにもないはずです。

付帯部門収入を伸ばすためには、飲食ではオリジナルのサ飯やサウナドリンク、トリートメントでは従来のボディケア以外のサービスが、振り向いてもらうための効果的なフックとなるでしょう。

 もうひとつ注目すべき動きとして、温浴部門と付帯部門の主従逆転現象を挙げておく必要があります。

正直に言うと、温浴施設というのはビジネスモデルとしては…

注目の業界ニュース

【帯広の「極麻婆豆腐定食」が初代サウナ飯GPを受賞】
https://kachimai.jp/article/index.php?no=623907&display=auto#google_vignette
帯広で初開催された「サウナ飯」グランプリで、ふく井ホテル「バイプレーン」の「極麻婆豆腐定食」が初代グランプリに。熱々の麻婆豆腐が「ロウリュ」をイメージし、辛さを抑えた幅広い年齢層に愛される味に仕上がったとのこと。
サウナ飯のクオリティ向上だけでなく、地域の活性化にもつながることが期待されます。全国的な広がりを見せてほしい大会ですね。

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