瀕死の浴室

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会場:東京・表参道(定員20名)およびZoomによるオンライン同時開催

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実録・温浴事業再生の現場から(1)

【史上最大の累積赤字】

時が過ぎるのは早いもので、温浴施設専門コンサルタントというレアな仕事をするようになって、そろそろ30年が経とうとしています。

全国津々浦々、大は延床面積数万坪から小は20坪以下まで、ありとあらゆる温浴施設の経営について悩んできました。

大谷翔平選手が活躍するメジャーリーグのように、細かいデータを記録分析してくれる機能があったらかなり興味深いことになると思うのですが、残念ながらもう存在しない施設もあるので、今となっては記憶に頼るしかありません。

そんな仕事歴の中で、これまで見てきた中で最大の累積赤字だった施設が、ついに先月、単月黒字化(EBITDA=金利・税金・償却前利益ベースで)を達成しました。

どのくらいの赤字かというと、最初の調査診断結果をご報告したのが2019年7月だったのですが、その当時は毎月約2000万円もの営業損失を出し続けていたのです。

ちょっと計算すれば分かりますが、その時すでに開業から20年以上経過していましたので、累積赤字はとんでもない数字になっていました。

人間に例えれば出血多量で瀕死の状態、というよりも、普通の会社であれば、とっくに事業継続を断念して、廃業なり売却をしているところですが、その会社は幸か不幸か本業がしっかりしており、温浴施設の赤字を本社からの輸血でカバーしていたのです。

最初の診断実施には2つの目的がありました。ひとつは業績が改善する可能性はあるのか?ということ。もうひとつは業績改善の結果、黒字化して事業として自立できるようになるのか?ということです。

結論として、業績改善余地は大アリでした。当時の客数は年間6万人台でしたが、運営改善だけでも従前の状態から…

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