無理せず楽せず

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今日は 2022年1月24日です。

◆無理せず楽せず

 自宅から近いサウナというとフィットネスジムが2件、あとは5kmほど離れたところにスーパー銭湯、湯乃市 藤沢柄沢店があります。

昨日は朝から用事があり、帰りがけに湯乃市に寄ることにしました。

浴場へ向かう廊下には、いろいろなPOPやポスターが貼られているのですが、それに混じって一枚の色紙が飾ってあります。

色紙には、「無理せず 楽せず H.25.3.10 安保徹」と書かれています。

安保 徹教授は、免疫学の世界的権威と言われた日本の医学者で、2016年に亡くなられていますが、著書がたくさん出ているので、メルマガ読者の中にもご存知の方がいらっしゃるかも知れません。

「無理せず、楽せず」というのは、人が健やかな人生を送る上で非常に重要なことだと思っています。

「無理せず」という言葉で思い出すのは「アスリートは風邪をひきやすい」という話です。鍛え上げた肉体を持つアスリートは、免疫力も高そうなイメージがありますが、実際は極限まで身体を追い込むようなトレーニングを常にしているため、かえってストレスや病気への抵抗力がなくなっている時も多いのだそうです。

逆に「楽せず」という言葉で連想するのは、過去にも何度かご紹介している予防医学の第一人者、小山内博医師が提唱した小山内式健康法です。

「今すぐできる体質改善の新常識 (新潮新書)」などの著書には朝食抜きや冷水浴に健康改善効果、特に現代病と言われるアレルギー疾患には有効であるといったことが書かれており、私も子供の頃から重度の花粉症持ちなので、繰り返し読みました。

現代人は空調がコントロールされた住環境や高機能な衣服で守られ過ぎているため、寒暖のストレスを受けにくい生活を送っている。そのことによって副腎の機能が衰え、副腎皮質ホルモンの働きが不調になっている。副腎を鍛え直せばステロイドの投薬を行わなくてもアレルギー疾患は改善するものであり、その最も効果的な方法が冷水浴…という考え方は自分の実体験とも重なるところがありました。

健康維持のためには、何事も中庸が大切。無理をし過ぎた時は休む。楽をし過ぎたと思ったら鍛える。そのような意識を持つことでバランスをとるのが良いのでしょう。

そう考えると…

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