以前、「アクトパス跳会議」にて、喜助の湯の臼井氏にプレスリリース活用についてご講演いただきました。
2023年は50本のプレスリリースを打ち、様々なメディアに130件掲載されたという驚異の実績とそのための取り組みについて惜しみなく公開していただき、参考にしてリリースを成功させた方も続々登場しました。
※ちなみに、アクトパスクラブプレミアム会員になっていただくとアクトパス跳会議のアーカイブをすべてご覧いただくことができます。
このリリースで、ヒットを続けているのが旭川のSPA&SAUNAオスパーさんです。
最近は37周年イベントの記事が北海道新聞デジタルなどに3本掲載され、さらにその記事を2社のネットニュースメディアが扱い、少なくとも5つの実績を上げられました。
これでもか!というてんこ盛りの企画でしたが、そのままこれでもか!という記事になっていました(笑)
さすがに、このような企画をしょっちゅうやることは難しいですが、オスパーさんがコツコツヒットを飛ばしていることには理由があります。
それは、取り組みやイベントを「ニュースに仕立て上げている」ことです。
第2432号「プレスリリースの基本」では以下のようにお伝えしています。
"プレスリリースを作成する時は、メディア側から見て「ネタになるのか?」という目線で考えることが必要です。"
メディアの方は、ニュースになること、記事のネタを探しています。
探さなくてもネタがあふれている日もあるかもしれませんが、ニュースになるようないいネタがなくて困ることもあるでしょう。
リリースをつくる際は、そんな方の目線に立って、「このリリースはネタになるのか?」と考えなければなりません。
単にこんなことをやります、来てください、では単なる「宣伝」であり、メディアの方が記事にするには自分で「ネタ」として視点を変えて編集することが必要となります。
「美味しいですよ!」といきなり食材を渡されるようなイメージでしょうか。
逆に、美味しい料理をすぐ食べられる状態で提供されたらそのほうが嬉しく有難いと思われます。
それが、宣伝とプレスリリースの違いです(イメージですが)。
オスパーさんでは、日々様々な取り組みをされていますが、リリースにするのは以下の2つです。
注目の業界ニュース
【愛媛・キスケが「多業態横断型マネージャー制度」を始動】
https://mainichi.jp/articles/20251124/pr2/00m/020/071000c
「喜助の湯」を運営する愛媛県松山市のキスケ株式会社は、2030年に向けた新施策として「多業態横断型マネージャー制度」を2026年から本格導入。
温浴・宿泊・アミューズメントなどを横断し、顧客体験を一気通貫で設計できる人材を育成・採用する方針とのこと。単一業態に依存しない組織設計は、複合施設全体の価値向上に向けた好例となりそうです。







